スチュアートの大ぼうけん

  • あすなろ書房
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本棚登録 : 68
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751518878

感想・レビュー・書評

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  • 小さくとも少しもひけをとらずに前向きね❣️

  • 映画『スチュアート・リトル』の原作。
    映画を観ていないので知らなかったのですが、スチュアートはネズミじゃないんですね。
    限りなくネズミに似ていて、ネズミサイズですが、人間のうちに生まれた、れっきとした人間ということのようです。

    一寸法師や親指トムのように、昔話にはこのように小さな子どもが活躍するおはなしが結構あります。
    生まれた子どもが動物だったというお話もあります。

    けれどこの話は舞台外現代のニューヨーク。
    家族にかわいがられて幸せに暮らしているスチュアートは、ブラインドに巻きこまれて閉じ込められたり、セントラルパークの池で模型の船のレースに出たりと、毎日がちょっとした冒険でもあります。

    でも、物語の後半、突然彼は旅に出ることを決意します。運だめしをするために。
    これも昔話の定番の展開。

    ところが、その後半の旅が全然定番じゃないんです。
    教師が急病になり、代わりの先生がいなくて困っている校長先生を助けるため、小学生に授業をしたり。(3年しか生きていないネズミが小学生に?いや人間だそうだけど、だとしたら3歳児が小学生に授業?)
    身長5センチ足らずの少女に恋をしてデートにこぎつけるものの、計画通りに行かなくて落ち込みすぎたときの態度といったら。

    なんかけっこう話を投げっぱなしで、読みながら「これでいいの?」と心配になるほど。
    そして旅は続く。という終わり方。

    映画はどうだったのでしょう?
    逆に興味が湧いてきました。
    ガース・ウィリアムズの絵が素敵です。

  • ニューヨークに住むリトル家に生まれた次男は、身長5センチでハツカネズミにそっくりだった。
    なかなかに突飛な展開でした。ネズミが家族の一員になるというのでなく、ネズミそっくりに生まれるというのもすごいですが。前半は小さい体だから日常の全てが冒険という感じなのですが、後半お気に入りの小鳥を追って車に乗って旅立つところからの展開がすごいです。いきなり代理教師になって人生訓のようなものを説き、やはり身長が5センチくらいの少女に一目惚れしてデートに誘うが、うまくいかなかったり。そして冒険はまだ続くという終わり方。ううむ。人生とは何かを追い求めるものなのさ、みたいなこと言われてもこちらも余りの突飛さに呆気にとられるのみですな。いやいやスチュアートの気取った性格なんかは面白く、ひとつひとつのエピソードも面白いんですけどね。

  • 「シャーロットのおくりもの」がよかったので、私的には残念な1冊でした。

  • 映画化もされた作品です。
    ある一家に生まれた子供がハツカネズミにそっくりだった、という妙ちきりんな設定!
    スチュアートは勇敢でかしこくて優しい素敵な男の子です。
    小さな女の子・ハリエットとのデートがうまくいかなくて、ちょっと可哀そう…。
    ぼうけんはまだまだ続きます。無事マーガロに会えたかしら?

  • n&y

  • 映画「スチュアート・リトル」の原作本。

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