聖ヨーランの伝説

著者 : ウルフ・スタルク 菱木晃子

• あすなろ書房 (2005年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ariadne00さんの感想 · 2018年12月3日]

St.Gerogeの例の伝説を書き換えた(？)小説。なかなかよかった。アンナ・ヘグルンドさんの絵もよかった！

[ダッタラ彦さんの感想 · 2007年3月25日]

大好きなウルフ・スタルクの本。
年老いた父親からそれぞれモノを貰い、別々の方角へ旅に出た３人の息子。末っ子で生き物ばかり眺めていたヨーランは、「心の声のひびくがままに」と、旅を続けるうち、恐ろしい龍に出くわします。食欲旺盛な龍と悪の駆け引きをした王様や、美しいお姫様、ヨーランを助けてくれた墓堀人…など、わくわくしながらあっという間に読める冒険ファンタジーです。

著者プロフィール

スウェーデン、ストックホルム生まれ。現代スウェーデン児童文学を代表する作家。リンドグレーン賞などさまざまな賞を受賞していて、日本でも多数の作品が翻訳されている。著書に『おじいちゃんの口笛』（ほるぷ出版）、『シロクマたちのダンス』『夜行バスにのって』（偕成社）、『ちいさくなったパパ』（小峰書店）、『パパが宇宙を見せてくれた』（BL出版）などがある。

「2024年 『難民を理解する絵本（全２巻）』 で使われていた紹介文から引用しています。」