- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751519912
感想・レビュー・書評
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「あおくんときいろちゃん」が大好きなレオ・レオー二さんの素敵な絵本。
スイミーのときと同じ谷川俊太郎さんの翻訳。
ベルリンの壁の崩壊を示唆しているようではあるんだけど、特にそれを意識しなくても、当たり前で、気にもしていなかったことに疑問を持つこと、挑戦すること、力を合わせること、諦めないこと、視点を変えること。
可愛らしい絵と優しい言葉のなかにたくさんの教訓や気づき散りばめられていて、大感動!というのとは少し違って静かな喜びや希望を感じられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目の前に障害があるとき、あきらめたりそのまま受け入れたりするのではなく、異なるアプローチをしてみるということの大切さがわかった気がします。
絵はとてもかわいいので、子どもでも何らかの気づきがあると思います。 -
あたりまえのことに疑問をもつこと。壁のむこうへこえようとすること。ねずみのものがたり。
C8797
5歳半 -
最近、レオ・レオーニを知りました(以前からスイミーは知っていたけど…)。
鮮やかな色彩に、想像豊かな絵はとても魅力的で、かなり好きです。
本作は、壁の向こうに対する想像の部分で、色彩豊かな絵を描いています。それは、穴を掘っているシーンで次のページをめくるとき。レオーニ作品を知っている人であれば、次のページは素晴らしい絵が広がっていると期待したのではないかと思います。その期待した瞬間、頭の中に広がった絵こそが、本作の“素晴らしい絵”だったのではないでしょうか?
…なんてね。 -
何か行動起こすと、変化していくわね~
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図書館で下の娘が持ってきたので読んだんだけど、これはいい絵本。
ティリーGJと言わざるを得ない。 -
わたしは見つけた。
わたしと同じあなたたちが、
この壁の向こうにいたことを。
わたしたちは忘れない。
あなたがわたしたちを、
この壁を越えて見つけてくれたことを。 -
ティリーはどうやって壁の向こう側を見る?
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ーどんな高い壁だって、乗り越える方法はきっと、見つかるー
なるほど。あきらめないこと、見方をかえること。小さなねずみくんが教えてくれます。