お金物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学 4)

制作 : 松田 哲夫 
  • あすなろ書房
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本棚登録 : 82
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751526248

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  • 【収録作品】
    山本周五郎 経済原理
    山之口貘  告別式
    獅子文六  塩百姓
    谷崎潤一郎 小さな王国
    星新一   マネー・エイジ
    太宰治   貧の意地
    中戸川吉二 寝押
    林芙美子  清貧の書
    室生犀星  陶古の女人
    内田百閒  無恒債者無恒心
    森鴎外   高瀬舟

    高瀬舟以外初読。お金物語は楽しみにしていた巻の一つ。
    経済原理と塩百姓、寝押がとても良かった。
    経済原理のこの子供の捉え方は見事だと思う。
    寝押は価値観の話だと思った。
    この巻に限らず、このシリーズはお金というか、貧というもの
    がよく描かれていて、子供の時にはそういったもののは暗く
    辛いイメージであまり好まなかったが、今読むとむしろその
    暗く辛い生々しさに面白さを感じるから不思議である。

  • 谷崎潤一郎「小さな王国」(こどもこわい!)山本周五郎「経済原理」(こどもこわい!)、獅子文六「塩百姓」、太宰治「貧の意地」(「ここにあるよ」で笑ってしまった。なにその言い方)、林芙美子「清貧の書」など、こわい!て感想にすぐなってしまう。あと読んでから時間が経っったので忘れてしまった。

  • シリーズ4冊目。小さな王国、清貧の書あたりが面白かった。全体的に読みやすいものが集まっている。後ろの解説を読むのも楽しみ。

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