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- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751526248
感想・レビュー・書評
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【収録作品】
山本周五郎 経済原理
山之口貘 告別式
獅子文六 塩百姓
谷崎潤一郎 小さな王国
星新一 マネー・エイジ
太宰治 貧の意地
中戸川吉二 寝押
林芙美子 清貧の書
室生犀星 陶古の女人
内田百閒 無恒債者無恒心
森鴎外 高瀬舟
高瀬舟以外初読。お金物語は楽しみにしていた巻の一つ。
経済原理と塩百姓、寝押がとても良かった。
経済原理のこの子供の捉え方は見事だと思う。
寝押は価値観の話だと思った。
この巻に限らず、このシリーズはお金というか、貧というもの
がよく描かれていて、子供の時にはそういったもののは暗く
辛いイメージであまり好まなかったが、今読むとむしろその
暗く辛い生々しさに面白さを感じるから不思議である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
谷崎潤一郎「小さな王国」(こどもこわい!)山本周五郎「経済原理」(こどもこわい!)、獅子文六「塩百姓」、太宰治「貧の意地」(「ここにあるよ」で笑ってしまった。なにその言い方)、林芙美子「清貧の書」など、こわい!て感想にすぐなってしまう。あと読んでから時間が経っったので忘れてしまった。
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シリーズ4冊目。小さな王国、清貧の書あたりが面白かった。全体的に読みやすいものが集まっている。後ろの解説を読むのも楽しみ。