草の背中

著者 :
  • あすなろ書房
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本棚登録 : 43
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751531372

作品紹介・あらすじ

私は11歳の私に言いたいのです。取り返しのつく時間はいつでもあると。

去り際に祖母が遺してくれた小さな秘密…「生きること」の意味を教えてくれる、心あたたまる物語。

感想・レビュー・書評

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  • 亡くなった祖母が残した言葉。生前祖母が苦手だった主人公だけど、祖母の言葉で主人公は前に進む。

  • 読みやすい。でもよくわからない。しかし暖かくなる。不思議だけど。

  • なんか、国語のテストに出てきそうな文章でした。
    視点が第三者的な感じなので、どのセリフが誰のものなのかちゃんと読んでないと分からない。

    後半、こよみさんの暖かい感じでニヤっとしちゃいました。さらっと読了出来てしまったので、きっといい本なのだと思います。

  • 祖母であるこよみさんが亡くなった
    祖父のそーふは落ち込んで人と会うこともしない
    さっぱりとしたこよみさんが11歳の孫娘に自分にはさもしい話があるという

    亡くなった祖母から夫への最後のプレゼント

    ○祖母と孫娘のほのかな想いが交錯するような

    たちよしこ「草」の詩が良かった
    触発されての物語

  • 人生は長い。とりかえしのつく時間はいつでもある。その気になりさえすれば。祖母から孫への大切なメッセージ。11歳に生きる意味、勇気を出す意味を教えてくれる物語だった。

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著者プロフィール

吉田道子 1947年、東京生まれ。博多、京都で育つ。小学校3年生までに引っ越しすること6回。それぞれの土地で、ことばの違いやおもしろさに出会う。いまは、湖と峠のある町に住み、川の魚のいろいろを飼っている。著書に『おにもつはいけん』(福音館書店)、『ネコジャラシはらっぱのモグラより』『きりんゆらゆら』、日本児童文学者協会賞受賞の『ヤマトシジミの食卓』(以上くもん出版)『じっちゃんはゆうれいになった』(岩崎書店)、『12歳に乾杯!』(国土社)、『みんなが月にいく前に』(大日本図書)など。京都市在住。

「2017年 『とうふやのかんこちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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