- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752008965
感想・レビュー・書評
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中国に伝わる女書。その美しさに魅せられ学び始める少女チャオミン。少女たちの日常を通して、民族や女性、家族、友情が浮かび上がる。なんて繊細で切なく美しい物語を書くんだろう。思いは祈りになり言葉は翼になる。タイトル通りの素敵な物語。
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チャオミンはニュウシユ(女書)を習いはじめます。
花帯に刺繍されたニュウシユに心惹かれて。
文字を知って、チャオミンは伝えたいことがあふれます。歌にのせて、文字にのせて、気持ちが自由になるのです。 -
幸せを願って自由を教え、幸せのために不自由を強いる…。母親に思いを重ねて読みました。
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2020.01.21
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「辛いときは書きましょう。苦しいときは歌いましょう」
「思いをつづることで心がきっと自由になる」
小さい村の小さな女の子のおはなし。でもその心の内は文字と歌でどこまでも深く果てしなく広がる。読後の余韻がいつまでも残る一冊。 -
ニュウシュ(女書)を学ぶチャオミンがいきいきとしてかわいらしい
憧れのお姉さんや友だちと刺繍や歌で過ごす貴重な時
きらきらばかりじゃない人生もこの時があれば励めそう