- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752009481
感想・レビュー・書評
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児童書。
カウンセラー室ってなんとなく入りにくいイメージがあるけど、ここは用務員さんが出入りしていたり、カウンセラーの呼び名も名前にさん付けだったり、オープンな雰囲気でいいなと思う。
深刻な悩みはあまり出てこないし、読みやすい文書なので、小学校中高学年からスイスイ読めそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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2024/05/17
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2024/05/17
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2024/05/17
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さすが、まはら三桃さん。
読みやすくて、最後にちょこっと仕掛けもあって、中学生にオススメしたい。
続編も気になります -
【収録作品】1 かわいい勘違い/2 自分の居場所/3 ハルジオンとヒメジオン/4 三つの名前/5 何が金?
よくも悪くも軽い。対象は小学校高学年くらいかと思うが、カウンセラー視点なので、むしろ大人に(やんわりと)刺さるのではないかと思う。 -
実は何も解決してないかもしれない、でもそれでもいいのだろう。心が少し軽くなったり、落ち着く時間がとれたのなら。
図書館にもたまに来たりします。何も言わずに入ってくる避難民。
先生方にどう連絡するかは本当に迷いますね。
何も連絡しなかったら迷子にしちゃうし。
かと言って目の前でインターホンかけるのは本人にしたら裏切られたような気持ちになるかもしれない。
最初のころは上手く連絡できなくて先生方に叱られたな…。
常駐のカウンセラーさんがいる学校に勤務したことはないのですが、こういう場所があることで救われるのは子どもたちばかりじゃないのですよね、大人も、教職員もそう。
時に保護者のカウンセリングもやったりしますからね、スクールカウンセラーさん。
そのエッセンスだけですが、感じることができますね。 -
短編集。
どれもあっさーりした話。
良く言えば読みやすく、気分転換代わりにサクッと読める。
悪く言えばあっさりし過ぎてて物足りない。
カウンセラーの綾さんも、どこか冷めているというか、もう少し生徒に寄り添ってあげてほしいと思った。
生徒の相談内容も軽いものばかりで、まぁ小中学生向けならこのくらいの内容のほうがいいのかな? -
読みやすい文書で、テンポも良いですが、物語の起伏がやや平坦で、ページ数も多くないので、読書が好きなお子さんは物足りなさを感じるかもしれません。ただ、言葉づかいが丁寧で、内容も穏やかに進むので、読書が苦手なお子さんには、丁度よいボリュームといえます。年齢層としては、小学校低学年〜中学年のお子さんが読むのに適しています。教訓的というよりは、物語を楽しむための本といえるでしょう。
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自分の母校の中学にカウンセラーとして赴任した谷川綾と、カウンセラー室にやってくる生徒たちとのお話。
用務員の清二さんや、綾が相談している相手とか、徐々に誰だかわかっていく。
日本ではまだなじみの薄いスクールカウンセラー、読後も今一つな感じでした。