まほうをわすれたまほうつかい (まほうつかいメルリックのはなし その 1)

  • アリス館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784752040224

感想・レビュー・書評

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  • 簡単に魔法は使うべきではないのね〜

  • 人のやるべきことを全部やってあげるのは
    その人のためにならない
    その通りだよね
    なんでも魔法でできたらそれはいいけどねぇ

  • 魔法で楽するだけじゃいけないなって教えてくれます。

  • 【ネタバレあり】
    魔法使いのメルリックは、魔法の力でみんなの仕事を何でもやってあげていました。
    畑仕事も、お料理も、戦争だって魔法で解決。国中の人々はすっかりメルリックの魔法に頼りっぱなし。
    けれど、ある日突然、メルリックは魔法が使えなくなってしまいます。
    今まで仕事を全部メルリックにやってもらっていた人々は、これまでの彼の功績に感謝するどころか、急に自分で働かなくてはいけなくなってカンカンです。
    困ったメルリックは、魔法大臣のところに相談に行きます。
    ところが、魔法大臣はメルリックに言いました。「お前はいままで魔法の無駄づかいをしてきたのだ」と…。
    *********************************

    作者は「ぞうのエルマー」で有名なデイビッド・マッキー。

    この絵本は1970年に書かれ、長らく絶版になっていました。
    ところがデイビッド・マッキーは、40年前に書いた自分の絵を全部リメイクし、文章を手直しし、このたび再販となりました。
    強烈な皮肉のこもったストーリーに、ふたたび命を吹き込んだ作者。
    40年前の社会、そして現代のわたしたちに、何を伝えたいのでしょうか。

    途中ストーリが中だるみしますし、オチも凡庸。ただしかわいらしい絵柄とテーマ性の高い作風は一読の価値があると思います。
    お買い求めになるのであれば、解説が詳しい新装版のほうをお勧めします。

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