じろりじろり: どうしてけんかになるの

著者 : デイビッド・マッキー はらしょう

• アリス館 (1985年8月15日発売)

感想・レビュー・書評

[ダラムマサラさんの感想 · 2008年1月18日]

小さい頃何故か英語版が家にあった。すっごく心に残っている本。ちょっとしたことで憎み合う象たちを見るのがとても哀しかった思い出がある。裏表紙に救われる。「白い象と黒い象がいて、それぞれ生き物ならなんでも大好きだった。でも、あるときからなぜか憎みあうようになり、ジャングルの奥に逃げた争いの嫌いな象をのぞき、殺し合いをはじめてついには全部死んでしまう。ジャングルの奥から争いから逃げた象の孫達（灰色の象）が出てきて平和に暮らし始めた。
’でも、このごろ、小さい耳の象と大きい耳の象がにらみあうようになってきたのです。どうしてでしょうね」