複数性のエコロジー 人間ならざるものの環境哲学

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  • 以文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753103355

作品紹介・あらすじ

モダニティの終焉からエコロジカルな時代へ

地震、原発問題、無差別殺人、自殺……現在、われわれが感じるこの「生きづらさ」とはなんなのか? 「エコロジー」概念を刷新し世界的な注目を集める思想家ティモシー・モートンは、現代人の生きる空間そのものが「うつの空間」と化しているという。都市空間の「荒廃」を問い続け、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示にもかかわるなど精力的な活動を続ける著者が、モートンと直接に対話しながら辿り着いた、自分への配慮と、ヒト・モノを含む他者との結びつきの環境哲学。……「人間が、人間だけで生きていることのできていた時代が終わろうとしている」。
※巻末には日本初公開となるティモシー・モートンのインタビューを収録。

感想・レビュー・書評

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  • ・・・難しいよ。

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著者プロフィール

【訳者】篠原 雅武(しのはら・まさたけ)
1975年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定准教授。著書に『公共空間の政治理論』(人文書院、2007年)、『空間のために』(以文社、2011年)、『全‐生活論』(以文社、2012年)、『生きられたニュータウン』(青土社、2015年)、『複数性のエコロジー』(以文社、2016年)、『人新世の哲学』(人文書院、2018年)『「人間以後」の哲学』(講談社選書メチエ、2020年)。訳書に『いくつもの声』(ガヤトリ・C・スピヴァク著、共訳、人文書院、2014年)、『社会の新たな哲学』(マヌエル・デランダ著、人文書院、2015年)、『自然なきエコロジー』(ティモシー・モートン著、以文社、2018年)、『ヒューマンカインド』(ティモシー・モートン著、岩波書店、2022年)など。

「2024年 『一つの惑星、多数の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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