「利己」と他者のはざまで: 近代日本における社会進化思想

著者 :
  • 以文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753103416

作品紹介・あらすじ

「進化」という言葉は今日誰しも日常的に使ういわば常識であるように、〈変化〉するということが当たり前になってしまっている。本書は明治時代に輸入され、当時今日の「進化」という言葉と同様に盛んに議論された「社会進化論」の議論を個々人の思想家に即して丹念に跡付ける。そこで展開される「進化」と「進歩」の違いや「自然権思想」など社会認識にとって避けることが出来ない概念の説明は、著者永年の思想史研究の成果である。

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  • 東2法経図・開架 309A/Ma81r//K

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著者プロフィール

1926年茨城県に生まれる。1948年東京大学法学部卒業。現在,東京大学名誉教授。
著書
『天皇制国家と政治思想』(1969年,未來社)
『国学政治思想の研究』(1972年,未來社)
『近代日本の知的状況』(1974年,中央公論社)
『近世日本の思想像 歴史的考察』(1984年,研文出版)
『明治精神の構造』(1993年,岩波現代文庫、岩波書店)
『明治思想における伝統と近代』(1996年,東京大学出版会)
『吉野作造』(2008年,東京大学出版会)
『近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで』(2011年,以文社)
『「利己」と他者のはざまで 近代日本における社会進化思想』(2017年、以文社)など、多数。

「2018年 『増補 明治思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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