実践入門 思春期の心理療法―こころの発達を促すために

著者 :
  • 岩崎学術出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753310586

作品紹介・あらすじ

本書の対象として想定されている読者は、思春期の患者にセラピーを提供する立場にある、経験が浅いセラピストです。また、思春期の患者とかかわる機会を持つ、医療・福祉・教育分野において対人援助サービスに携わる方々にも何らかのヒントになるかもしれません。特に、教師など教育関係の方々には、学校現場で生徒を理解し、心理的援助を行う際に有用となる内容も含まれていると思います。思春期というのは移行の時期であり、移ろいやすく、捉え難いものです。このような事情もあり、思春期の心理療法には、子どものセラピーや大人の心理療法と異なる固有の難しさがあります。初心のセラピストは、思春期の患者のセラピーに乗り出すと、さっそくさまざまな困難の洗礼を受けることになります。本書の中で、そのような困難をいかに味わい、心理療法的に扱っていくかということを記述したいと思います(序章より抜粋)。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

神戸大学医学部卒業。
現職: フェルマータ・メンタルクリニック院長、アイリス心理相談室代表。

著書に『心的外傷の治療技法』(みすず書房)、『実践入門 思春期の心理療法』(岩崎学術出版社) など。

「2023年 『寄り添うことのむずかしさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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