大学受験の教科書　はじめの一歩編　増補改訂版 (YELL books)

著者 : 上雲晴

• エール出版社 (2011年6月20日発売)

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2015年3月6日]

計画的な受験勉強の一つの例。私は大学入学後に読んだ。

自信過少の受験生がこの本の自信にあふれた調子に飲み込まれるなどして著者の主張を一般的だと捉えない限りは、指針として使えるはず。
本書の対象読者層が、（クセがあって、易しくない）本書をひとりで読めるか、中々あやしい。本人に代わり、教師や保護者が読む方が自然かも。

ただし、勉強法指南というジャンルだけでも既に多くの良書が存在している日本の出版事情の下で、敢えて本書を選ぶ必要性はトイレットペーパーより薄い。

[pumpkindadさんの感想 · 2012年10月9日]

大学受験勉強の初学者から河合塾全統模試偏差値50台で伸び悩む難関大志望者が対象とのこと。
具体的な指導が魅力であると思う。ただし、著者が最終章で言うように主体性を持って自分用の実行プランに持ち込むことが何より大切であると思う。