抜本的税制改革と消費税: 経済成長を支える税制へ

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  • 大蔵財務協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784754714512

感想・レビュー・書評

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  • 税制に関する様々なテーマに関し、一つづつ簡潔な文章で意見をまとめ解説しております。
    5年前の本なので、時事的な部分は合わなくなっておりますが、税制をめぐる基礎的な問題をコンパクトに概観できますので、いいかも。
    税制は「政治」が非常に色濃く出る場面ですし、論理的な説得だけでは国民を納得させられないことは、官僚であった著者ご自身がいちばんご存知でしょうが、この本の「正しい理屈」では「議論が通じない相手」への対策は難しいでしょう。
    税制改革は反対する人へも効果恩恵をもたらします。
    あとは政治の決断でしょう。
    今日の政治状況を見るに、なかなか困難かもしれませんが。

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著者プロフィール

東京財団政策研究所研究主幹、中央大学法科大学院特任教授。(一社)ジャパン・タックス・インスティチュート代表理事、法学博士(租税法)
1950年広島生まれ、73年京都大学法学部卒業、大蔵省入省。証券局調査室長、主税局調査課長、税制第2課長、主税局総務課長、東京税関長、財務総合政策研究所長などを歴任。中央大学法科大学院教授などをへて現職。

「2019年 『デジタル経済と税』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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