裁判例からみる相続税法 四訂版

著者 : 池本征男 酒井克彦

• 大蔵財務協会 (2021年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

相続税・贈与税の基本的な仕組みを正しく理解できるよう、相続税法の理論と計算を基礎から体系的にわかりやすく解説。解説にあたっては、税法解釈の指針となり、税務実務上の適用の指針ともなる重要な裁判例を数多く収録し、それらの判決に示された当事者の主張や裁判所の判断を通じて相続税法をより深く正しく理解できるよう編集・解説。

● 前回版（平成25年9月刊）以降の相続税法等の改正及び裁判例の動向を踏まえ大幅改訂。

● 各制度の解説においては、図表や計算例等を織り込み分かりやすく編集。

● 裁判例の紹介においては、「事案の概要」、「判決の要旨」及び「コメント」の構成とすることにより、裁判の背景から当事者の主張及び裁判所の判断に至るまでの全体像を理解。

● 書籍冒頭に「事例名称」、「裁判所名」、「判決日」、「出典」を書籍掲載順に従い一覧表形式により整理した「裁判例・裁決例目次」を掲載。また、書籍巻末には判決日順に整理した「裁判例・裁決例索引」を収録。確認したい裁判例を用途に応じて即時に検索。

● 税務実務に従事している職業会計人、弁護士等をはじめ、大学院及び大学等で相続税法を学ぶ方々まで幅広く活用できる必携書。

感想・レビュー・書評

[松本さんの感想 · 2021年8月6日]

相続税法に関する体系的な教科書はあまりないので、貴重だった。内容も整理されていてわかりやすかった。
裁判例が参照されていて、趣旨などもそこから知ることができて有用であった。
評価方法に関しては理論的な説明はほぼないため、条文、制度、判例の考え方から内容を勉強するというアプローチをとっている。

著者プロフィール

税理士

「2022年 『所得税法　理論と計算〔十六訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」