3スパイス&3ステップで作る はじめてのスパイスカレー
- パイインターナショナル (2012年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756242372
作品紹介・あらすじ
はじめてでも簡単に、おいしい本格カレーが作れます。いつものフライパンひとつあれば大丈夫。たった3種類のスパイス:ターメリック・カイエンペッパー・コリアンダーと、わかりやすい3ステップ:切る・炒める・煮るで、簡単に本格カレーが作れます。初心者でも必ずおいしくできる、失敗知らずのレシピが満載。
感想・レビュー・書評
-
カレーおいしいですよね。大好きです。
だけど、夏は市販のルーを使ったカレーよりもさっぱりしたものが食べたいなあと思うことが多くなってきました。
で、
このところ、夏はキーマカレーを作ることが多くなっています。
合いびき肉と玉ねぎ、にんじん、トマト。そしてゆでた大豆。
S&Bの赤缶、カレー粉を愛用。大量に使うのでもっぱら大きい缶がお気に入りです。
そして、クミン。まさしくカレーの匂い。欠かせない香辛料です。
時折近くのスーパーで少しだけ期限が近づいた(といってもまだまだ1年以上猶予のあるもの)大缶が半額近くで値引き品のワゴンに積み上げられていて、ホクホクと3,4缶買い込んでいました。
大きい缶の需要が少ないのを不思議に思いながらも、私にとっては大変ラッキーだったわけです。
ところが・・・
よくお邪魔する読書ブロガーさんが本書のレシピで3つのスパイスからカレーを作ることにハマっていて、もはやカレー粉を使わなくなったとのこと。
『目から鱗が落ちる』衝撃を受けながらも、本当においしく全く飽きることがないというではありませんか!!
料理上手でいらっしゃるようで、ブログ内に時折登場するレシピをまねさせていただいたことも数知れず。
となれば、まねしないわけにはいきません!
ずばり申し上げますと、
とにかくおいしい!
今までのカレーは、カレー粉は、ルーは何だったのでしょう?
もちろん否定するつもりはないんですよ。どれもおいしいですから。
でも
ターメリックとカイエンペッパーとコリアンダーだけで
おいしいカレーが長時間煮込むこともなくできてしまうんです!
週一以上の頻度で食べていますが、香しく食欲をそそりおいしいです。
今まで、カレー粉というものは、何十種類ものスパイスを絶妙な配合により完成させた秘密の代物で、必要なものを混ぜ合わせても似て非なるものしかできないであろうと思ってきました。
それが、たった3つで!それも本格的な(少なくとも私にはそう思える!)味わいなのです。
ターメリックは色を、カイエンペッパーは辛みを、
ではコリアンダーは?
舐めてみたところ爽やかさは感じますが、これがあのカレーの重要な役割を担っているとは、とても不思議な気がします。
スパイスカレーのレシピは、ネットでも検索できます。
ですが、
「東京カリ~番長」調理主任の水野さんのスパイスをめぐるエッセイと、調理の過程の写真がふんだんにありポイントがわかりやすい本書を手に取れば、あまりのシンプルさに驚き、手軽でありながらも本格的なカレーを作ってほおばりたくなるのは間違いないでしょう!
和食における味噌汁のように、懐が深くどんな具材もおいしくまとめることのできる存在。
カレーの底力を垣間見た1冊です。 -
今までネットのレシピで適当に作ってたけど、どうりでぱっとしないわけだ。と、この本を読んで納得しました。玉ねぎの炒め方、スパイスの使い方からやりなおします!実際に作ってみてから星を付けることにします。
【追記】
作ってみた。うまい!玉ねぎ炒めの出来が全然違う。分量を間違えたのでまたチャレンジしよう。 -
スパイスカレーを作ってみたくて購入しました。
材料さえそろえればすぐできそうなレシピで、その材料もS&B関係で揃えられそうなもので、初心者でも作りやすいレシピでした。 -
初心者向けでもレシピ通りに作ればちゃんと美味しくできて楽しいです!
-
夏はやっぱりカレー!ですよね。3種のスパイスで本格的カレー♪スパイスの効能には、健胃作用、食欲増進、消化促進などがあり、夏バテ防止にはぴったり!
写真が多用されているので工程がわかりやすく、フライパンで手軽に作れます。スパイスカレー初めて作ります!という方にオススメです
--------------------------------------
所在記号:596||ミス
資料番号:35003523
-------------------------------------- -
スパイスカレーの本。
スパイスをもとにつくる方法がかかれてて、
わくわくする。よきです。 -
むしろ、簡単に作れそう。
分量の問題はあるが、一人暮らしに応用が効くような気がする。 -
載ってるカレーぜんぶをつくってみたいと思わせる。沼だ、カレー沼。
-
市販のルーでもなく、カレー粉でもなく、単独のスパイスを使ってカレーを作ったのは生まれて初めて。
最初に紹介されているチキンカレーを作りました。
玉ねぎをじっくり炒めて、すりおろしたしょうがとにんにくを水で溶いたもの、トマト、そしてスパイスを1つずつ入れて馴染ませていきます。
水分をとばすことを意識して炒めていくと…ねっとりとしたペーストができあがる。
おお、これがいわゆる「ルー」なんだなあ。
これにお湯とチキンを加えて煮込むとチキンカレーのできあがりなのであります。
果たしてお味は…
けっこう辛い! わたしにはカイエンペッパーが多すぎたようです。
しかし、スパイシーな奥深いお味であることは間違いありません。
勝手ながら、これにバターを加えてバターチキンカレーにしたいと思ったりも。どの段階でどの程度バターを入れたらよいのかわかりませんが。
あと隠し味に砂糖を入れたらどうなんだろう、とか。
どんどんイメージが広がっていきます。
いろんな具材をスパイスで煮込む。
インド人にとってのカレーは日本人にとっての味噌汁のようなものだと聞いたことがあるけど、それがわかったような気がした。
味噌とだしでいろんな具材を煮る味噌汁のような存在。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉がごろっと入った日本のカレーは、いつも同じアノ味の、おいしい一品料理だものね。
それとはまったく別物なんだなあと。
それがわかっただけでも得るものがあった。
奥深いスパイスの世界、もっと知りたくなりました!
いつも読んでいただいた上に、コメントまでいただけてとても嬉しいです!
お久し...
いつも読んでいただいた上に、コメントまでいただけてとても嬉しいです!
お久しぶりですね。
お元気そうで何よりです。
お引越しのお疲れなどでませんよう・・・。
さて、
>カレー粉を使わずにカレーができるなんて
>ホンマビックリしました!
>味や匂いや食感なんかは
>ルーを使った従来のカレーと比べて
>遜色はないんかな?
この件ですが、だまされたと思って是非1度お試しください!
カレー王子さんにはわかっていただけると思います。
辛さの調節も自由自在ですよ~!
遜色といいますか、若干別物?
家の味噌汁とお湯を入れる味噌汁(たとえ高級品でも)って違いますよね。あんな感じ。
赤缶のカレー粉も既製品といいますか・・・。
カイエンペッパーは結局赤唐辛子の粉です。
S&B(ふたが色とりどりのもの)には、あります。3つ買っても、400円ほどです。
今、布教活動に勤しんでおりまして、会員も増えつつあります。
円軌道の外さんも、是非お仲間になってください!
おおーっ!
詳しくて分かりやすい解説ありがとうございます!(^ー^)
あっ、カイエンペッパーなるものは
赤唐辛子ですか~(笑)...
おおーっ!
詳しくて分かりやすい解説ありがとうございます!(^ー^)
あっ、カイエンペッパーなるものは
赤唐辛子ですか~(笑)
(メモ…メモっと)
甘いのも辛いのも両方大好きなんで
調節が効くのはいいですよね。
(カレーは断然辛口派です)
今、仕事とジムでの練習に追われる毎日で
自炊もできないくらいまだ台所はひっくり返っておりますが(汗)、
落ち着いたら必ずトライしてみますね!
なんせ毎日三食、カレーでも飽きないくらいの
カレー王子なんで(笑)
読んでるだけで
ヨダレたらたらになりましたよ!
それにしてもnico314さんのレビューは
オリジナリティに溢れてるし、
日本人が毎日飲むお茶やお味噌汁のように
ス~ッと心に入ってじんわり染み込む
心地良さがありますよね。
そしてその本のチョイスも毎回参考になります!
今年も残すところ
あと3ヶ月となりましたが
変わらずよろしくお願いします(^^)
ずい分前に、私が引っ越しをした時、疲れてしまって食事のことを考えたくないと思ったときでも、
カレーを作...
ずい分前に、私が引っ越しをした時、疲れてしまって食事のことを考えたくないと思ったときでも、
カレーを作る気力と食べる気力だけはあったことを思い出します。
他にはない味わいと食欲をかき立てる匂い。
すっかり、日本の食卓に欠かせないメニューとなっていますよね。
さらに、スパイスカレーはスパイスの力を教えてくれます。
漢方薬に似たといいますか、使用する油脂の量が割合少ないので胃にもたれず、食欲を増進させ体の中からほかほかと血の巡りが良くなるような気がします。
年末に向け、せわしない日々が近づいてきますが、本を読む楽しみをお互い堪能しましょうね!