情報学の基礎: 諸科学を再統合する学としての哲学

著者 :
  • 大村書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756320285

作品紹介・あらすじ

深化、細分化された結果、疲弊混迷する現代学問。自ら成し遂げた進歩の重圧に半ば打ちひしがれ、情報の過剰に対処できず、引き裂かれたままの人間。この「知性のからくり」「歴史の必然」から抜け出る途はなにか?学際的でも体系的でもない本当の思考、暗黙知、人間的創造、芸術による身体の取り返し、デカルトからベルクソン、カッシーラ、ライプニッツ、アランなどの業績を踏まえながら"人間を解明し、立て直す"情報学。

感想・レビュー・書評

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  • 671夜

  • 編集工学的フラジリティ @千夜千冊 by 松岡 正剛

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著者プロフィール

米山 優(よねやま・まさる):1952年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。博士(学術)。名古屋大学大学院情報学研究科教授などを歴任。名古屋大学名誉教授。専門は、情報学、哲学。おもな著書に、『モナドロジーの美学』(名古屋大学出版会)、『情報学の展開』(昭和堂)、『自分で考える本』(NTT出版)、『アラン『定義集』講義』(幻戯書房)などが、訳書にライプニッツ『人間知性新論』(みすず書房)、『ライプニッツ著作集 第Ⅰ期 8・9』(共訳、工作舎)、ピエール・レヴィ『ヴァーチャルとは何か?』(監訳、昭和堂)などがある。

「2022年 『つながりの哲学的思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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