はじめての税務調査 100問100答

制作 : 出口秀樹税理士事務所 
  • 明日香出版社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756911414

感想・レビュー・書評

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  • 個人経営の会社から中小企業まで税務調査の基本を知るには参考になる本。
    経営者、経理担当者共にざっと読んで頭に入れておけばよいであろう。

    以下内容のメモ。
    ・遡る年数は、通常3年、悪くて5年、最悪7年。
    ・無通知調査に入られても社長がいない場合は後日改めてきてもらうよう交渉する。
    ・反面調査を口実として自社の調査をされることはなく、該当の書類のみ提出すればよい。
    個人口座は会社の口座とは別の金融機関に持っておくほうがよい。
    ・平性17年7月から平成18年6月までの法人税の実施調査で、不正発見割合の高い業種は、バー・クラブ、パチンコ、廃棄物処理、再生資源卸売、自動車・自動車販売、土木工事の順。
    ・役員退職金を功績倍率方式で計算する場合の功績倍率は最近の判例では3倍であれば認められている。
    ・調査を早く終わらせるため調査官が帳簿や関係書類を持ち帰ろうとする場合は拒否したほうがよい。
    ・いわゆるできる調査官は現場をよく見ている。
    ・よくわからない事項は正直にわからないと答えてよい。
    ・修正申告書はさらに修正することができない。
    ・態度の悪い調査官は税務署に抗議の連絡を入れるのも手段の一つ。
    ・調査時のコピー代は利用料金が明確であれば調査官に対して利用代金を請求できる。
    ・申告是認通知はなかなかもらえない。

  • 一問一頭式のため読みやすいです。

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著者プロフィール

出口秀樹(でぐち・ひでき)

税理士、米国税理士(EA)。BDO税理士法人札幌事務所代表社員、株式会社ドルフィンマネジメント代表取締役。
1967年北海道札幌市生まれ。1991年北海道大学文学部卒。1998年5月、出口秀樹税理士事務所、開所。
より広い専門知識を身につけるため、小樽商科大学大学院商学研究科入学、2005年修了。
中小企業の税務・会計・経営のサポートを行うとともに、個人の税務対策などにも積極的に取り組んでおり、その内容は多岐に及ぶ。
経営管理者向けの分かりやすい財務分析や財務三表の読み方などをテーマとしたセミナー講師としても活躍中。
著書に『知って得する領収書の本』『知れば知るほど役立つ会計の本』(三笠書房≪知的生きかた文庫)『改訂版 はじめての会社経営100問100答』(明日香出版社)など多数がある。

「2021年 『知れば知るほど得する税金の本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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