- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756912589
作品紹介・あらすじ
金融恐慌で大きく変わった金融の常識を、気鋭のエコノミストがわかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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金融の基本的な知識を得ようと思い読み始めました。
各要点が見開き2頁というコンパクトにまとまっていて
ニュースでよく聞く単語も多く、わかりやすかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は、熊野氏である。第一生命経済研究所エコノミストで、横国卒。日銀からの転職組。
金融を語るには、それほど違和感はない経歴の持ち主といえそうだ。
内容は、なかなかシンプルで読みやすくなっていると思う。
金融となると、難しいのではないか?という疑問が常にある人は、このような本から
入門するのが、遠回りのようで最も近い道のような気がする。
そして、その読みやすさを如何に提供しているのか。それは、
1.一つのテーマ毎、見開き2ページで完結している。
2.読みきりの時間が掲載されている。
3.コース分けをしており、自分に合ったコースを選べる。
以上の3点が主要因だと個人的には考える。
まず見開き2ページで構成されているのは、時間がない朝でも少なくとも、
4〜5テーマくらいは読みこなせるし、読みきりの時間が掲載されているので、おおよその
時間スケジュールを組める。(決まった時間で読もうとすると、どうしても後ろのほうが
飛ばしすぎてしまう)
そして、内容は多岐に渡っていてまぁ、これくらい知っていれば居酒屋で話す分には、
困らないと思う(笑)。もう少し詳しく知りたければ、もっと詳しい本を読めばいい。
また、株式投資をこれから始めるって人は、最低限必要な知識(全然足りないけど)でもある。
久しぶりに基礎の金融の本を読んだが、本書でいうと5%くらい分かっていない
知識がありそれらを得られたのは、無駄ではなかったと思う。
以上