あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756912596

感想・レビュー・書評

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  • 最後に気付いたがシリーズだった。
    ルールが1から101まであり、前のほうから実践していけそうなのがよい。まず心がけたいと思ったのは、相手の話を聞いたあとで「わたしは〜」と考えるのでなく「あなたは〜」と考えるようにすること。いかに自分が人の話をちゃんと聞けていないか、気づかされた。それがすこしできるようになったら、次のステップに進むためにもう一度読みたい。
    こういう本には珍しく、参考文献が載っていた。
    武藤清栄/聞く技術が面白いほど身につく本
    橋川硬児/絶妙な話し方の技術
    宮崎聡子/上手な聞き方が身につくスキル
    中島孝志/ツキを呼ぶ聞く技術
    これらも読んでみたい。
    20140710

  • <閲覧スタッフより>
    「聞き方」には技術がある!それはコミュニケーションの核であり、円滑な人間関係の秘訣でもある。101の聞くルールを学び実践することで、「聞く力」のスキルアップを!
    -------------------------------------
    所在番号:361.454||マツ
    資料番号:10207704
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  • 本全体的に、少し具体性に欠ける。さらに、1テーマが見開き2ページにまとめられているが、そこにこだわる過ぎているためか、確かに見やすいが、少し1テーマについての内容が、もっと知りたいのに、薄いということもあった。

    ・辛さや悲しみを受け取る。=解決方法を欲しくて話してはいない。
    してはいけない対応
    ①励ます。
    ②気にするほどじゃない
    ③明るい話で元気づける
    ④ジョークで紛らわして、明るくする
    ⑤相手を冷静にしてあげるために、論理的な話をする

    ・人が沈黙する理由
    ①自分の考えをまとめるために、少し待ってほしい
     特に、口数が少ない慎重なタイプ
    ②迷っていたり、悩んでいたりする人は、どのように伝えるか迷っている
     自分の弱さを露呈するかもしれない話。
     自分や対象になる人が傷つかない様な言い方を探している可能性があ る。
    ③大事な話をする前
    ④決定的なことを言う前
    ⇒相手の呼吸や動きに合わせて、ゆったりと待つ。
    我慢できなければ、「今、どんなことを考えてる?」などと余計なことを言わず、相手の考えを邪魔しないことを言う。

    ・質問は自分自身がしたいこと。
    質問に自分が話さず、相手に聞いてあげる。

    ・口数が少ない人にはオウム返し+プラスワンの情報・感想
    「今日はどちらからおこしですか?」
    「青森です」
    「青森ですか?私も仕事で行ったことありますよ。」(情報)
    「青森ですか?いいところにお住まいですね」(感想)
    ⇒話を途切れさせないためには、これにさらに質問を+。

    ・オウム返し
    相手が伝えたい言葉を、オウム返しすることに注意する。
    感情言葉を拾う。ただし、頭にきた→腹がたったなど、自分の言葉に言い換えてオウム返しはNG。
    感情言葉が見当たらないなら、「その時、どんな気持ちだった?」と聞き、相手の感情を引き出してあげる。

    ・4つの感覚タイプ
    理解できないというのは、これに起因する。
    『海と言えば?』
    ①視覚タイプ:思い描いた頭の中の絵や動画にアクセス
    「青い海、白い砂浜」
    携帯などを見かけで選ぶタイプ。身振り手振りが多く、早口。身なりはきっちり。視線は上
    ⇒テンポよく相槌。少し早口で話す。
    ②聴覚:頭の中で聞こえる音にアクセス
    「ざざーっていう波の音」
    視線が左右
    ③体タイプ:触角、味覚、嗅覚などにアクセス
    「潮の香りとか、焼けつく砂浜」
    ~って感じとかが、語尾に付く。視線が下
    ④理論タイプ:
    「海は地球の70%で・・・」
    視線がゆっくり左右。

    ・クローズド・クエッションからオープンドクエッションへ
    無口な人には。

    ・座る位置
    相手の左側がいい。
    左耳からの情報は、右脳で情報を処理するので、理性より感性に訴える事が出来る

    ・パーソナルスペースを利用する
    短期間で親しくなりたい場合、車や狭い部屋で食べたり飲んだりすると効果的

    ・怒りの問い詰めに対して
    相手の言いたいことを明確にしてから答える。
    「私のこと、もう好きじゃないの?」
    「それは~だから?もっと君といれる時間を増やせばいいのかな?」

    ・悪口を言われた時
    オウム返し。

    ・本音を聞き出す方法
    何が悪いのか?だと、批判の答えを言わせるようになってしまうので、そうしたらうまくいくのか?と聞けばいい

    ・暗示を埋め込んで聞く。
    質問の埋め込み「どんなことを感じているか知りたいなぁ、と思うんです」
    命令の埋め込み「リラックスしていいんですよ」
    「なぜ君があんなことをしたのか、私にはわからないが、どうなんだろう・・・」
    相手にしてほしいことや聞きたいことは、文中に入れ込む

    「人は常にベストを尽くしている」−自分の立場から見ると不足な点が目につくこともあるが、相手のレベルでは精一杯やっているという受け止め方が、自分のコミュニケーション力をアップさせてくれることにつながる。また自分に対してもそのように受け止めることで前向きになれる。

  • この本を読みながら自分の聞き方を振り返って、深く反省した。
    自分中心で話を聞くのではなく、常に相手はどう思ってるのかを考えながら話を聞くことが大事。これは話を聞く、ということに留まらず、生活全体に重要なことじゃないかな。
    ついつい自分が話しすぎてしまうってゆう人に読んでもらいたい一冊。

  • 一見簡単そうで、実はすごく難しいのが「聞き方」。
    自分自身も「聞き方」についてはまだまだ足りないところが多いので、この本の内容をヒントに、「聞き方」を磨いていきたい。

  • 【閲覧係より】
    コミュニケーションをとるときに最も必要なことは何でしょう?

    話す力?
    いいえ、聞く力だったのです!
    「上手く聞く方法」を身に着けて人間関係を広げてみませんか?
    人とうまく関係を築きたい人、話下手さん大歓迎の本です♪
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    所在記号:361.454||マツ
    登録番号:10207704
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  • ・沈黙を大切にする
    ・自分ではなく、相手に意識を向けること
    ・質問されたら同じ質問をすること。自分が話したい内容を相手は質問している
    ・何を聞くかではなく、どのように聞くか
    ・あいづちをする、目を見る、体制を整える、笑顔で聞く
    ・相手の姿勢に合わせて、姿勢を真似る
    ・声やトーンを相手に合わせる
    ・笑顔は口角の上がり具合が大きな影響を与える
    ・話は、目と口で聞く
    ・オウム返しにプラス一言、そして質問
    ・オープンクエッションを使うことで、話を広げる
    ・相手の心を開くには、自分の心をまず開く
    ・クレームは相手の気持ちを受け取ることから
    ・どうしたらうまくいくのだろう、という未来志向の質問を使うこと
    ・最高の聞き上手は、相手を好きなること。その為にまず自分を好きになること。

  • 見開き1ページで一つのルールが説明され、少しずつ読み進められるので時間の無い中でも読みやすかった。
    内容もレベルアップしながらも、前の項を思い出させる書き方なので理解しやすい。
    序盤は驚きと発見ばかりでメモをたくさんとったけど、中盤からは序盤で驚いて読み直した分さらりと言われていることが受け止められた。全てを一度に実行するのは難しいけれど少しずつ実践していきたいな、と思った。

  • 一つずつ進むたびに前項の内容を思い出す。ゆっくり教えてくれている。

  • 見開きでサクサクと読める本。


    自分が疑問に感じる部分をピックアップして読んでみると効率的でイイかも♪

    傾聴って何だろうと思う初心者の方にはとても読みやすい一冊だと思います。

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著者プロフィール

一般社団法人日本聴き方協会 代表理事
本作が30冊目のコミュニケーション心理著者。

 青森からギタリストを目指して上京するが、夢破れて営業の世界へ。
営業の世界でもコミュ障のため、3年以上、クビギリギリの生活となる。 
しかし、心理学で聞き方の技術を学ぶと、1ヶ月後に全国 No.1セールスに大躍進。
それ以来、30 年以上にわたり、聞き方のスキルを探求し続けてきた聞き方の専門家。
『あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)』
『「聞き上手」はなぜ給料が高いのか』
『話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術 ――気まずい沈黙も味方につける6つのレッスン』
など、聞き方スキルを紹介する書籍を多数執筆。
聞き方スキル、雑談スキル、心理スキルをテーマとした研修やセミナーで活躍中。

「2022年 『聞き方の一流、二流、三流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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