協力する種:制度と心の共進化 (叢書《制度を考える》)

  • NTT出版
3.00
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 74
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757122895

作品紹介・あらすじ

ゲーム理論、経済実験を駆使し、人類の「協力」の進化を、壮大なスケールで描く。経済学から出発したギンタスとボウルズが到達した、社会科学の統合の「極北」がここにある。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 著者はラディカル経済学者のボウルズとギンタス。人類の協力・利他的行動がどのように進化し得るのか数理モデルを使って明らかにする。モデルを理解するには数学力が足りないのでエッセンスのみ。
    解説によると既存の進化論者はからは両者ほかなり批判的に受け取られているようだ。

  • 協力する種:制度と心の共進化 (叢書《制度を考える》)

  • 熟読していないものの、内容としてはとても興味深いものだった。このような研究がもっと成熟して、行動経済学と同じような感じで社会に対して有益なインプリケーションを発信できるようになると重要性はさらに増すと思う。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1939年生まれ。サンタフェ研究所アーサー・シュピーゲル研究教授・行動科学プログラムディレクター。40年以上にわたり、ミクロ経済学のイノベーターとして研究・教育活動を行ってきた。ハーバード大学経済学博士。ハーバード大学准教授、マサチューセッツ大学教授、シエナ大学教授を経て現職。日本語訳されている著書として、教育の経済学へのネオ・マルクシアン・アプローチの適用を試みた『アメリカ資本主義と学校教育』(1976)、80年代の右派経済学に対抗する民主的代替政策を提起する『アメリカ衰退の経済学』(1983)(以上、ハーバート・ギンタスとの共著)、サンタフェ研究所での行動科学と複雑系の共同研究を通して、ワルラシアン・パラダイムに代替する「進化社会科学」という新しいパラダイムを構想した『制度と進化のミクロ経済学』(2004)、そして再びギンタスとの共著である『協力する種』(2011)などがある。

「2017年 『モラル・エコノミー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サミュエル・ボウルズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×