テレビは政治を動かすか NTT出版ライブラリーレゾナント022

著者 : 草野厚

• NTT出版 (2006年2月15日発売)

作品紹介・あらすじ

「分かりやすさ」「魅力」のみにとらわれず政治報道のメッセージをいかに適確に受け止めるべきか。"小泉劇場"の裏を読む。

感想・レビュー・書評

[kawayoshi0615さんの感想 · 2011年7月6日]

小泉政権誕生から郵政選挙までのテレビ局の報道について、
その問題点とテレビの負の特性について、
過去の実例を用いて書かれた一冊。

引用の９割が自著、最終章の内容がメディアと離れ自己の政治信念のアジテートになっているのが非常に残念。

しかしながら著者に政治的なバランス感覚があり、
特定の思想に偏った内容でなく、
テレビと政治の関連性を問う資料としての価値はあると思う。

[たろお//さんの感想 · 2007年4月4日]

小泉劇場はマスコミによって作られた虚像であるのか。そこからメディアが政治を動かしているという論について、メディアと政治の関係を述べている。