- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757142107
感想・レビュー・書評
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図書館で一気読み。
林望、茂木健一郎共にケンブリッジ大学で研究をした2人がケンブリッジでの経験を交えながら、対談形式で、古典、憲法、出会った個性的な人物など幅広く語り合う。
読んでいるとイギリスに行ってみたいと、興味が湧くと共に世の中には色んな個性的な人がいて、「こうあらねばならない」なんて思う必要はこれっぽっちもないんだなぁ、としみじみ感じた。
P5
“教養は個性を伸ばす基礎となる豊かな土壌を提供するのである”
P9
“「教養」とは、一つの態度なのであり、決して知識の多寡によって量られるものではない。有限な存在たる人間が「無限」に向き合う上での一つの形式なのである。”
“シェークスピアのテンペストの中でミランダが初めてファーディナンドに会ったときに叫ぶ言葉「おお、素晴らしき新世界よ!」。あの時の彼女のような気持ちでいつも生きることができれば、教養は自然と身についていく。”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
林望さんと茂木健一郎さんの対談。大学が果たすべき役割、教養とは?など、おもにイギリスのケンブリッジ、オックスフォードとの比較から浮き彫りにしていく。
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茂木健一郎氏と林望氏の対談。
異色のコンビとも言えるが話されている内容で「コレ!」とピント来る物は特にない。
イギリスがすごいというのは茂木氏の文章でも見かけるし、まあ日本がダメだというのはわかりきっている上に読んでいて心躍る物ではない。
日本を本質的に変えるプロセスについて真剣に議論してくれればもう少し面白かったかもしれない。 -
教養という大地を持っていなければ、木は育たない。
まだまだ自分が教養不足だと実感させられた。また、これから教養をどんどん身につけなければと思った。
議論することの大切さが、途中出てきたが、自分がディスカッションする機会に恵まれていることに改めて感謝しようと思った。
対談形式で読みやすい。
また、ケンブリッジ大学の生活が垣間見えたのが面白い。 -
教養を磨くというよりか、イギリスの大学教育のすばらしさをかいた本。ふたりともオックスフォードで学んでいる。日英の教育の比較ができる。
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この二人が対談するとはね。茂木さんの意外な一面が見られて楽しい。
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茂木健一郎、林望2人の対談をまとめた本。
タイトルから、学習法についての内容かと期待して読んだが違っていた。
内容の大半は、著者2人とも留学した経験のあるケンブリッジ大学についての体験談。
ただその内容は面白く、つい最後まで読んでしまった。 -
茂木健一郎×林望・・・最近私が注目している2人の対談、ぜひ読んでみたいです。
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なかなかインテリな本。イギリス話が面白い。教養といっても偏った教養の部分の話。
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イギリス留学経験者の二人が「教養」について熱く語っているのが本書。
待ち合わせまでの時間調整のため、本屋で立ち読みしたのがきっかけ。
立ち読みで読み終えたのですが、名残惜しくて結局後日購入。
この二人の「会話」の奥深さを感じて欲しい。
こんな会話のできる「教養人」になりたいと思った次第。