和的―日本のかたちを読む

著者 :
  • NTT出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757143074

作品紹介・あらすじ

アルファベット順にもひけをとらない50音順という堅牢な検索システム、畳生活を崩さず西洋文化を取り入れた「掘りごたつ」の発想、1970年代にアルファベットが「かっこいい」とされた感覚とハートマークとの関係、世界に誇れる「〒」マークの造形力など、やっぱり日本発の感性はすごくて、おもしろい!と感じる五つの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 外国の文化をうまく取り入れて、自国の文化にしてしまう。かつての日本人が得意にしていた特性のように思います。50音順、「かわいい」という感覚、〒マークなど、普段当たり前のように使っている5つの「はじまり」を論じた本。前作「力―日本を象る」の続編的な位置づけの1冊のようだ。

  • 凝縮するほどに力をもつ。

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著者プロフィール

松田行正
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37 回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。著書に、『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店)、『デザインの作法』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『独裁者のデザイン』(河出文庫)、『眼の冒険』『線の冒険』(ちくま文庫)、『RED』『HATE !』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート& デザイン表現史』『戦争とデザイン』『宗教とデザイン』(左右社)などがある。

「2023年 『グラフィック・ビートルズ(3,600円+税、牛若丸・Book&Design)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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