使ってみたい落語のことば

著者 :
  • アスペクト
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757210400

感想・レビュー・書評

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  • 請求番号:779.13/Nag

  • <b> いまの世の中で抜刀した侍と対峙したり、吉原の二階で若い衆と向かい合うなんて経験は、したくてもできない。だが、意に沿わない転勤を言い渡されたり、仲間恋人先輩の裏切りなど、いつどこで理不尽な目に遭うかわからない。怒鳴って事態が好転することは少ないが、せめて一矢報いたい。そんなときのために力のある言葉を心の中にストックしよう。使わなきゃ使わないで、いいのだし。</b><br>
    (P.13)

  •  わしが使ってみたいのは、やはりこれじゃな。

     「何かってェと首かしげてやがら。チコンキの犬!」

  • 「ひょろぴりの着物」、「見てわかんねえような目なら、くり抜いて、あと銀紙でも貼っとけェ!」「『拙者の指の先をよーく見ておれ』『爪が伸びてますな』『そうではない、爪の先を見るんだっ』『垢がたまってます』」……これみーんな落語のことば。どこかで聞いたような「んん?」と首を捻る表現がけっこうあってクスリ。

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著者プロフィール

一九五五年、東京・江東区生まれ。読売新聞編集委員。都民寄席実行委員長。浅草芸能大賞専門審査員。「よみうり時事川柳」五代目選者。著書に『新宿末広亭のネタ帳』『使ってみたい落語の言葉』『落語と川柳』『噺家と歩く「江戸・東京」こだわり落語散歩ガイド』、編著に『落語家魂! 爆笑派・柳家権太楼の了見』など。

「2018年 『歌丸 不死鳥ひとり語り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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