窓のある家 (くうねるところにすむところ 20)

著者 :
  • ジェイ・インターナショナル
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本棚登録 : 32
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757304055

感想・レビュー・書評

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  •  窓の役割である換気や採光、外を眺める以外の役割を考え提案した絵本。住宅によってかなり特徴のある窓があり、特に壁を眺める窓と窓枠をステンレス仕上げにした窓が印象に残った。
     壁を眺める窓は天窓から降り注ぐ光が反射している壁に向かって開けられていて、壁を眺める窓というより光を可視化した窓のようだと思った。朝焼けや夕焼け、真夏の眩しい光など天候や季節によって変わる光を楽しむことができる面白いアイデア。
     窓枠をステンレス仕上げにした窓はピカピカのステンレスに風景が反射して、万華鏡のように映り込み、風景を楽しむことができる。これも面白いアイデアだなと思った。
     浴室と居間の間に作られた窓はプライバシー上いかがなものかと思ったが、このような試行錯誤が窓の可能性を広げているのだなと思った。

  • 9坪ハウスをはじめ大きな窓のある家大好き。
    千葉学さんの建築も窓が良い。壁に穴があいている感じで一般的な引き違い窓とはだいぶ印象が違う。
    コンクリートの壁しか見えない窓。でも刻々と光の加減が見える。
    とっても素敵です。
    そんな窓のある家に住みたい。
    そしてどの窓も、風景だけじゃなくて、光を感じられて、風を感じられて、
    窓大好きです。

  • 窓の役割について、とてもやさしく書かれた本。
    2009/1/10

  • ”東京ハウス”で知った著者の本に興味があり、読んでみました。窓に絞った写真とテキストで、個人的には可もなく不可もなく・・・というのが正直な感想です。
    ”東京ハウス”のことを本にしても面白そうですが、大人向けにしかならなかったのかなあ。

  • どんな光を感じたいのか,どんな風を感じたいのか,施主と建築家の試行錯誤の中に建売住宅にはない暮らしの楽しさがある。朝気持ちよく目覚められる家に住みたいなら一読するとよい。

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