ゴブリンスレイヤー(12) (ビッグガンガンコミックス)
- スクウェア・エニックス (2021年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784757576506
作品紹介・あらすじ
小鬼殺しに迫る”過去”。
昇級を目指して女神官を臨時のリーダーとしたゴブリンスレイヤー一党。赤毛の少年魔術師も加えてゴブリン退治に向かうが、そこには無残な姿の冒険者とゴブリンの罠が待ち構えていた。そしてゴブリンスレイヤーは、少年魔術師との因縁を知ることとなる……。原作者・蝸牛くも書き下ろしSSも収録!!
感想・レビュー・書評
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ゴブスレさんが兜を脱ぎ捨てて嘔吐く。このシーンだけでどれだけのショックを受けていたか分かるというものです。
さて、久々に…惜しい人を亡くしたなぁと。
やられ役にしては良い外見、良いキャラクターなんですよねぇ。うぅむ。
だからこそ敗戦の悲惨さ、悔しさが沸き起こるというものではありますが。
しかし、つくづくこの世界のゴブリン、最弱っていう評価に誤りがあると思うんですよねぇ。
外伝の方でギルドの先輩も言ってましたが、「脅威じゃないモンスターなどいない」にしたって、かなりのパーティ(それなりの等級だとしても)が壊滅させられてるんですが…。
とりあえず、そういう背景もあって、ゴブスレさん一党の殲滅モードは非常に心地いい。
特に今回、女神官が指揮命令を行い彼女なりに頑張った上で、それでも困難な状況に陥った後のゴブスレさんの安心感・迫力ったらないですね。
魅せ方が凄く上手いと思いました。
で。
巻の最初、重戦士との会話があり、最後には槍使いとの会話がある。
この男どもの多くを語らない。それでいてゴブスレさんを信頼し、心配している(?)感じが凄くいい塩梅。憧れますねぇ…。
それにしても、ドルイドと新米神官、ここまであまり目立ちませんでしたが結構可愛い。
表情の描き方が他の娘らにはない感じ?詳細をみるコメント0件をすべて表示