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- Amazon.co.jp ・本 (698ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757602274
作品紹介・あらすじ
本書は、文芸は"人間いかに生きるべきか"を探究するものであるという基本認識にたって、その文芸作品の価値は、人間をいかに追究しているかを基準にして決めなければならないという観点から、『雨月物語』(一七七六年刊行)『春雨物語』(一八〇八年成立)などを書き、近世中期に活躍した上田秋成(享保一九‐文化六)の文芸について、具体的な作品をとおして、その意義、展開、発展などを考察し、秋成の文芸にはどのような価値があるかを探究したものである。