歴史探索のおもしろさ: 近世の人々の歴史観 (和泉選書 185)

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  • 和泉書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757608344

作品紹介・あらすじ

【江戸時代に生きた人々の過去への思いや歴史観を伝える19編】
【現在の歴史研究では見過ごされがちな史料から、歴史探索のおもしろさを味わう】
市中に埋もれている近世の史料を博捜し、読み込むことによって、これまでの研究では触れられてこなかった新たな事実が判明する。正倉院宝物に対する人々の関心の高さや、法隆寺での聖徳太子画像の利用、さらには「文化財」をめぐる情報の伝わり方など、近世の人々の過去に対する思いや歴史観が伝わってくる。本書によって新史料を見出し、これによって過去の事実を明らかにしていく歴史探索の面白さを味わっていただきたい。

感想・レビュー・書評

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  • p.158で「比丘」を「尼僧」としてゐる。「蒹葭堂の知識ではありえないような誤記が他にもあることから、残念ながら『那須湯津上碑』は蒹葭堂の自筆本ではなく、『国書総目録』の記すとおり写本と判断せざるをえない」(p.179)、自筆本も写本だらう。

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著者プロフィール

1956年生まれ。専門は日本史全般。帝塚山大学・大阪商業大学非常勤
講師。著書に『森琴石と歩く大阪』(東方出版、共編著)、『歴史探
索のおもしろさ』(和泉書院)など。

「2017年 『館長と学ぼう 大阪の新しい歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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