放浪息子 (1) (BEAM COMIX)

著者 :
  • KADOKAWA(エンターブレイン)
3.84
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感想 : 243
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757715226

感想・レビュー・書評

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  • こどもの性教育にとても良い漫画だと思う。
    学校の図書館に是非全巻揃えて欲しい。

    物語だと入ってくるものがあるし、
    本当にニュアンスでの伝わりやすさが大事だと思う。

    絵もかわいいし、自己卑下したりする中高生が減るのではないかと思う。

  • 転校生で小学5年生の二鳥くんとクラスメイトになった高槻さん。二人は同じような悩みを持っていて… 小学生だからかそこまで深刻な感じではないものの、ちょうど同じ年頃の息子を持つ親としては少し考えてしまった。ただ、ウチのは調子に乗りやすいので、生理の高槻さんをからかった男子たちの部類に入りそうでそっちの方が心配かも。千葉さんが可愛いです♪

  • ひきつけられる。

  • ニトリくんが小学5年のころの話。
    ニトリくんの女装、よしのの男装、を、千葉さおりやお姉ちゃんがかき混ぜて、徐々に周りに知られていく。
    「服装の選択」というテーマが、みんなの関心の的であるところが、導入部として巧みだと思う。
    これから性に眼醒めて恋をして、という段階を前にした、手探りな友情の話。
    ニトリくんがヘアバンドにお姉ちゃんの服を着ているところが、うっかりさおりに知られてしまうところがハイライトか。
    よしのに嫉妬してしまう千葉さおりが可愛い。

  • 男でも女でも、なりたいほうになればいいじゃん~とは思うけど、周りの目とか体の発達とか、色んなしがらみもあるんだろうなぁ。
    絵柄好き。

  • 8巻まで所持

  • 家でまったりと読みたい。

  • 小学5年生。男っぽい女子と女っぽい男子が、肉体の成長と、心の成長をへて、どうしようもなく女子の身体を実感する女子、どうしようもなく女装の魅力にとりつかれる男子を描いている。
    さ~て、この後、どうなっていくのか。

  • うーん、リアルはもうちょっと、異物に対して冷たいかもしれない。
    と思いながら読んでましたが、マンガの世界も、けっこう厳しいし、簡単にはいかない。

    しかし、劇で「ベルばら」をする小学生って、なにもんなんだ。
    しかも、シナリオも自分らでかいてるし。

    けっこう、おそるべし。
    そして、楽しそうだ。

    でも、これが中学生だと、ちょっと生臭くなるので、これの年齢設定は正しいのかも。

  • 独特のペースがあって、いきなり話が飛んで、その後、ちょっと前の出来事に戻るので、慣れるまでちょっとかかったけど、面白かったです。英訳版を読んだんですが、訳者さんによる解説が、ちょっとした論文のようで、これも面白かったです。言葉によって表せる性の違いが、英語と日本語でどう違うか、それが、こういう話を訳すのにどれだけ影響するかと言うような事でしたが、にもかかわらず素晴らしい訳で、全く違和感無く読めました。続きが読みたいです。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。1997年、『ぼくは、おんなのこ』でデビュー。代表作『青い花』『放浪息子』はテレビアニメ化された。2015年、『淡島百景』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他、『こいいじ』『娘の家出』『敷居の住人』『どうにかなる日々』など、著書多数。また、アニメ『アルドノア・ゼロ』『バッテリー』のキャラクターデザイン、小説の装画など、マンガ以外にも活躍の場を広げている。2020年、『どうにかなる日々』のアニメが劇場公開予定。

「2023年 『おとなになっても(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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