- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757729865
感想・レビュー・書評
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アフリカン....の後に読んでみたけど、なんか残念。やっぱりラノベ系は苦手だなあ。(どんきぃ)
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深見真の欄を作るべきかな……。
エンターブレインの小説らしく、文体はライトめ。
しかし、造語やら何やらが多くて脳に馴染むのに時間がかかるかな…。
例えば角川スニーカー文庫系の「造語」のように、雰囲気で読めばいい、というわけでも無さげなあたりが辛い。
せめて漢字の造語だったらなぁ……。
続刊は気分次第。
ストーリはほんとうに冒頭だけ。
続刊ありきという感じでキャラクタ投入数が多いけれど、それが愛着を持たせるまでの深さになってないのが残念。 -
55/03/08/09
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絵が好きで、弟が持っていたので借りて読んでみました。
格好いい雰囲気のお話で、すらすら読めました。続きがまだあるので、今からまだ読んできます〜。 -
高崎がちゃんとシリーズで追ってるもののひとつ。
一巻はたいしてひかれませんでした。イラスト買い。
内容は大したことないです。特筆事項もなし。銃の描写はうまいと思います。
だがこれ、二巻で化けた。 -
展開速いし、心理学の雑学も興味深い。
これからの展開が楽しみ。 -
えー。
思春期ってやつは独特である。
うまく言葉に出来ない時期というか。
この時期はどうにも揺れ動いて、はっきりしないことが多い。
思い返してみるとどうしてあんなことをしてしまったのかと赤面したくなるような出来事すらある。
しかしこの思春期というやつはどうにも輝いて、騒がしい仲間がいる。
思い出してみて、取り戻したいと思うが、決して戻ってはこない日々。
ゆえにそれはいつまでも輝いているみたいな。
これはそういう思春期の時期真っ只中にいる人間達の話である。
登場する人間達は何処か心に傷を抱えていて。それゆえに素直になれなかったり、微妙に道化を演じてみたりしている。
みな、心に何かしらの『引っかかり』を持っている。
この引っかかりというものは思春期にはとても重要なもので、この手の引っかかりが後々、大人になったときに何かの要になったりするのだが。
しかしこの物語の登場人物達はその引っかかり、というか『傷』を反抗とか努力とか曖昧な形ではなく、もっと明確で解り易い形で示している。
彼らの引っかかりの表現の仕方。それは『銃』に他ならない。
彼らは自己の中にある『何か』を銃身に変換することが出来る。
彼らは自己の中にある『何か』を銃弾に変換することが出来る。
彼らはそれを武器にして戦う。
そう、思春期に忘れてはならないもの。
それは『戦い』に他ならない。
彼らは何かと常に戦っている。確かに銃撃戦もあるが、彼らは何よりも他者と、そして世界と戦っている。
どこかの作家が「青春時代とは戦いである」みたいなことを言っているが、彼らは比喩じゃなく、本当に戦っている。
自分達の思春期をかけて。
内容としては主人公が映画研究会の「やるきのない部活です」という言葉に引かれて、そこに向かうがそこで出会ったものは、というものである。
きっかけなどなんでも良いのである。
心に何かを持つ貴方。
貴方はもしかしたら心を銃身に変化させる能力者<パラベラム>かもしれない。
もしそうだったのなら貴方は喜ぶべきだ。貴方はまだ戦いの舞台に立てているのだから。
冒頭にある言葉を借りるのなら。
<ウィス・ケス・パケム・パラベラム 平和を望むのなら汝、戦争に備えよ>
貴方の戦争はまだ続いていますか?
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読了。設定はそれなりに好き。アクションもなかなかいい感じではないでしょうか。微妙に作家買い。アクション系は結構好き。つーかこの作者は何を考えて富士見ミステリ大賞に応募したんだ( ´д`)