ナルミさん愛してるその他の短篇 (BEAM COMIX)

著者 :
  • KADOKAWA(エンターブレイン)
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757735026

感想・レビュー・書評

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  • 豊か、という言葉につきる。何かが確実に宿っているよ。

  • ナルミさんの毎日は変わらない。

    コーヒーと、雨の帰り道と、意外と悪くない東京の街と。
    続かないダイエットと、地元の友達との長電話。

    ナルミさんの毎日は変わらない。

    それなのに、どうして別れはきてしまったんだろう。

  • ナルミさんが恋人を失ってから新しい恋が結ばれるまでの4年間ぐらいの話。
    ナルミさんが大事にしている元カレからもらったぬいぐるみドミノの視点で書かれてる。若い頃ならしんみりできたかも。

  • ナルミさんが大切にしているカエルの縫いぐるみ「ドミノ」が主人公。喋ったり動いたりは出来ないが主人公視点で常に接しているナルミさんととも生活をしていく。ただそばにいるだけで寂しさ、悲しさ、怒りを紛らわしてくれる。そんな存在を女性が男性に求めているのかもしれませんね。

  • いい!
    とにかくいい!
    この作家の魅力が存分に味わえる一冊

  • 時間をかけてじっくりと、静かな部屋でひっそりと味わいたい連作短編集。日常からはみ出すことなく淡々と続く日々を描くだけ、というかむしろだからこそにじみ出てくる淡い感情の数々。山川氏の才能は貴重です。長らく絶版で入手困難だっただけにビーム編集部GJですよ!

  • ドミノが。

    暖かいけど悲しい。

  • 現在コメント準備中。

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著者プロフィール

一九六二年大阪生まれ、東京育ち。高校時代から同人誌活動を始め、一九八八年『シリーズ間借人』(ヤングチャンピオン連載)が漫画雑誌初掲載。主な著書に『コーヒーもう一杯』『澄江堂主人』『シリーズ小さな喫茶店』(以上、KADOKAWA)、『道草日和』『写真屋カフカ』(以上、小学館)、『ハモニカ文庫と詩の漫画』(ちくま文庫)、『日常の椅子 菅原克己の風景』(ビレッジプレス)、『猫町』萩原朔太郎原作付(タイムレスブックス)など。ほか自主制作本多数。

「2021年 『短篇文藝漫画集 機械・猫町・東京だより』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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