悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~(2) (comic LAKE)

  • 一迅社
4.30
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本棚登録 : 340
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758024594

感想・レビュー・書評

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  • ソーンさん好きだ。レミリアさんが、エミが居た頃のレミリアや、エミならこうするはずという理念で行動するレミリアのことを「エミのレミリア」と呼ぶのが好き。

  • 好き。

  • 広告で気になっていた本、LINEマンガとコミックシーモアを駆使して2巻まで読んだ。
    まず絵が繊細で綺麗。細い線で描かれている髪や瞳・まつ毛が主人公レミリアの美麗さを上手く表現している。表情の表現も非常に豊かなため星の乙女の醜悪さが如実に分かる。レミリアは完全な善の人間では無いが、倒すべき悪/敵として星の乙女が無駄なく表現されていて読み手もすんなりレミリアを応援できるし、コツコツとスムーズに手を回し続ける手腕を見て快感が得られる。
    ずっと手回しばっかりだと読み手が飽きてしまうが、所々で星の乙女への悪影響が描写されるためスッキリできるし、かつ最終的にどうなるかワクワクできる。

    〇「は?そんなんだから振られるのよ気持ち悪い」
    ハッキリぶった斬るレミリアかっこいい。完全な善人ではなく、目的のために打算的に動くから読者も引け目を感じずに楽しく読める。
    絵も通常の細い線による繊細な絵ではなく、太い線・トーン無しで描写することで闘いの中でのかっこよさを引き立てている。瞳が真っ黒!原作では悪役令嬢だった強く美しく残忍冷酷なレミリアを非常に魅力的に表現しているシーン。

    〇邪神の描写
    劇団イヌカレーみがある。通常の女性向け漫画のような繊細タッチとギャップのあるグロテスクな絵柄。絵柄の違いによる表現好きだなあ。強調できる。漫画にしかできない漫画の良さのひとつ。

    早く星の女神をギャフンと言わせるところが見たい!こういうスッキリを求めるの恥ずかしいと思ってたけどそんなことないと思わせてくれた漫画。面白い!
    そういう快感を狙って描かれたマンガはどうしても「弱者なんです〜強いひとずるい!」みたいな怠惰で強欲な人に擦り寄ってる感じがしてあんまり好きじゃなかったけど、この漫画はそれでもいいと思える。
    まっすぐ努力しても報われなかったエミという存在がいることが大きい。適わなかった現実の理不尽を、その真っ直ぐな姿勢を愛した他者が排除する構図。なんだか元気が出てくる。レミリアが「正義のため」みたいな善人でないのがよい。

  • WEBマンガ誌「comic LAKE」で連載されている白梅ナズナ(作画)、 まきぶろ(原作)、紫真依(キャラクター原案)による「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の第2巻です。乙女ゲームの悪役令嬢レミリアに転生したエミが自分の大好きなキャラであるレミリアを救うために奮闘するお話。物語の展開もテンポが良く読みやすいです。そして、何と言ってもキャラクターの表情が豊かで素晴らしいです。エミのエミリアの天使の顔も悪魔の顔も魅力的です。

  • 目力に尽きる!強い目にしろ、何かしら企んでる目にしろ、蔑む目にしろ、とにかく目力強い(笑)星の乙女もアイテム買えないとなると、そりゃ焦るよね。自分がゲームしてる立場なら、なんとかしてアイテムゲットして好感度上げないとーって思うし。そして、魔王さま登場で次巻へ。最近ヒロインが村を開拓して大きくしてく話をよく読んでるな(笑)

  • 復讐のやり方が頭良すぎてビビる。流石レミリア。
    直接やり合うより外堀からじわりじわり攻められて、気付いたら身動き取れなくなってたってのが最高に賢い。ほんとに「生きたまま地獄に落とす」が叶いそうで素晴らしい。

    次回もこれまた楽しみなところで終わるなー!早く3巻読みたい!

  • エミとレミリア、スフィアという女達の絆が素敵な反面、一貫して愚かな女として醜く描かれるピナが気になる。彼女はどうなるのか?
    目つきとか口元とかあまりにも醜悪な描き方で…。男に対して媚びてる上目遣いの表情もまったく可愛く描かれない。

  • 着々とレミリアが世界を変えていく……強かで強い人はカッコいいなぁ。

  •  読了。
     着々と地盤を固めていく様子がスピーディーで無駄がない。転生されてた側なのにチートや。

     新たなキャラも続々登場で更に領民も増え、周りを懐柔していき、復讐の舞台が整いつつあるように思う。
    代理村長のソーンのモブ顔に騙された。結構重役じゃんか。

     元々自分の身体なのにエミのレミリアって別人格扱いすんの面白い。
    (230617)




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著者プロフィール

第17回少年シリウス新人賞にて「美学部へようこそ!」で準入選獲得。その後、読み切り「某文化系女子の日常」(2012年1月号)、ニコニコ静画での連載「月見月理解の探偵殺人」を経て、本作「オパパゴト」で本誌連載デビュー。

「2015年 『オパパゴト(3)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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