カーニヴァル(17) 特装版: IDコミックス/ZERO-SUMコミックス (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

著者 : 御巫桃也

• 一迅社 (2016年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ぽちさんの感想 · 2016年6月6日]

割りと激動の巻でした。そんなとこで終わるのかー！続きー！ていう。
あぁとうとうその時が来るのだなと。與儀の過去。いつかは絶対向き合わなきゃいけない話だけど、與儀がしんどいのは辛いです。
銀與儀ときちんと話そうとする花礫が本当に強くなったなぁと思いました。そして核心をついている事も。與儀を救いたいんだなと。救いたいから、踏み込むんだろうなと思ったら、ほろっとしてしまいました。救えるといい。救って欲しい。與儀を、救って欲しいです。
銀與儀も與儀を守る為に必死なんじゃないかなと思いました。
无が感じた扉は、與儀の扉だったって事ですよね。今度こそ與儀の話に突入するんだよね？13？14？辺りでも與儀の話に本格的に入ってくのかと思ったら、一旦休止してたから。だから今回も、新キャラが出て来た時「あれ？この子って…やっぱり！え！生きてたんだ！」て思って、いつか会えるといいなーきっとそう簡単にはいかないだろうけど、最終的には與儀はすごく喜ぶだろうなって思ってたから、まさかこの1冊の中で遭遇するとこまでいくとは思いませんでした。ここから先、與儀も花礫も无もツクモも、そして銀與銀も、皆きっと辛い。花礫が強くなってるから大丈夫だって思うけど、辛い事には変わりない。皆頑張れ。皆頑張れ。幸せになってほしいです。皆、こころから笑って欲しい。
平門は本当に食わせものですね。花礫は怒っただろうな（笑）でもおかげで銀與儀と話せたわけだし、複雑で、しかも與儀には言えないしで、余計イライラしただろうなと思いました（笑）でも平門の行動も、與儀の事を思ってだと思うし。それは花礫も解ってるだろうし。
相変わらず普通の與儀は天使でしたちょうかわいい。ちょうかわいい。ニャンペローナ愛しまくりであんなに喜んで。はーかわいい。あのままでいて欲しいなぁ。