彼女の腕は掴めない 1巻 (ZERO-SUMコミックス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 102
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784758032735

感想・レビュー・書評

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  • もう、理央先生には、「ありがとうございます」としか言えない
    まず、ありえない事だろうけど、この『彼女の腕は掴めない』は、私の為に描かれた漫画だ、そんな勘違いが生む歓喜でテンションが可笑しくなってしまいそうなほど
    ハッキリ言って、「普通」の人からしたら、異常な内容に思えるだろう
    だけど、この異常さが響く自分を、私は何ら恥じちゃいない
    腕がない、足がない、四肢の無い美少女こそ萌える、それが私の性癖だ
    まぁ、正確もとい厳密に言えば、四肢欠損の美少女も好きだが、そんな美少女の手足を切る、切られる恐怖に慄かせる、切られた事に絶望させる、そんな残虐な行為を妄想するってのが好きだ
    もちろん、実行に移す気は、微塵もない。現実の美少女に痛い思いをさせるのは心を痛む、ってのも微々はあるにしろ、どちらかっつーと、切断に適した設備がない、また、現実の美少女は、絶叫は喧しいし、痛みで歪んだ顔も醜い、と思うのが大きい
    なので、こうやって、思想と思考、感覚にシンパシーを抱ける登場人物が出る漫画は実に嬉しい。ハッキリ言っちゃうと、理央先生の作品の中で、一番に好きだ
    元々、ちょっとズレた作品を描くのが得意なんだろうな、って印象のあった漫画家だったけど、ますます、好感が持てた、この『彼女の腕は掴めない』を読んで
    この時点で、他の漫画読みをちっとばかし不快にさせてしまっていると思うので、あえて、内容には触れないでおく。本当は、思う存分、語りたいのだけど、ここで末永く活動したいので、我慢しよう
    ただ、まぁ、同志がこのレビューを読んで、私の静かだけど強い興奮に共感してくれたら、ほんと、嬉しいっつーか、安心する。歪んでいるのは自分だけじゃない、自分の「普通」を恥ずかしがる必要はない、と思いたいのだろうか、心の片隅では
    とは言え、まるで触れないとなると、他の漫画読みの興味も引けん
    端的に言うと、そうだなぁ、シュールなラブコメだろうか。正道の恋愛漫画で、少し胸やけがしてきた漫画読みは、こういう、ちょっと接近の過程が風変わりなラブコメでリフレッシュするのもありだろう
    この台詞を引用に選んだのは、この言葉で、ちょっとでも心が軽くなる人がいたらいいな、と思ったので。ありきたり、と言ってしまえば、それまでだけど、こういう考え方が出来る人間が増えれば、イジメも戦争も減るんじゃないかね。ぶっちゃけ、人間が自分と他者の違いを良くも悪くも大事にする生き物である以上は、イジメと戦争は無くならないと思う。やるならやるで、拳一つで決着をつけろよ、オッサン共

  • 生まれつき腕の無い少女と、アポテムノフィリアの青年のお話。
    出会い方は少し問題だけど、二人が少しずつ心通わせていくところが良かった。
    今後はどんな展開になるのだろう。

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