海上のミスティア 黒の鎖と囚われの騎士 (一迅社文庫アイリス り 1-5)
- 一迅社 (2010年1月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758041331
感想・レビュー・書評
-
ミスティア三作目。今回は私イチオシのロウェンが出番なしなのでなのか、なんというかなかなか読み進められず……。
うーん。ライ兄さまを好きになれない時点でラストまで読むのは厳しいかも。
アナシスの裏の顔は結構好きなんですけどねぇ。それが見れたのはよかった。
セシルの安定感はいい感じですよ。こういう童顔なのにいろいろ強がる設定は好物です。
とりあえず次こそロウェンの出番を信じて!
というか、エダがライ兄さましか見てないのがもうバレバレで、ほかのミタスの扱いが……。まぁ、恋愛重視で読む物語ではないのかもだけど。
でも、少女小説には底を求めてしまうので、そこの楽しみが少ないとちょっとなぁ。という感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前巻よりも、ぐるぐるしないで楽しく読めた。
-
海上のミスティア第三巻です。
エダに戦う船の象徴としてのミスティアの自覚が出てきました。その一方で、エダはやはり戦うことは好まない。だから味方だけでなく的にも被害が最少で済むように、それを考えて動くようになっています。
と同時に、ミタスはじめとした、仲間を守りたいという気持ちも強く持っている。エダにはやはりミスティアとしての才能があるように思います。
また今回は、カルアシャの不気味な動きの一端が垣間見れることになりました。エダの目標が戦争をなくすことである以上、いつかはカルアシャと対峙しなければなりません。それが戦いであっても、話し合いであったとしても。不気味な帝国の動きが徐々に明かされていくのでしょう。
今回ラブ面では大きな動きが。
はたから見ていればエダとライハルトの両想いは確定なのですが、フォークス兄弟とセシル以外に今回はアナシスも参戦決定のようです。
私としてはロウェンを押したいのですが、やはりヒーローはライハルトなのでしょうね。その報われなさに、萌え。
今回の見せ場は、261P「エダ、アナシスに色仕掛け(意図せずして)」でしょう。マイラグッジョブ!
ミタスの間にも仲間意識とライバル意識の両方が芽生えてきたようで、4月刊行予定という4巻が楽しみです。 -
20100212読了。物語は着々と謎が解かれつつ次のステージへ進んでいます。前作が精神的苦痛が強いものであったことに比べると、今作は物理的に痛い内容でした。次作も期待した1作です。
-
待っていた新刊、大喜びで読み始めたが、にいさまが大変なことになった! あわわわ・・・どうなるの?? と、一気に読めてしまった。このヒトは書けるひとだー、お気に入り著者にしよう、そうしよう。次も楽しみ。
-
ミスティア3巻目でございます
何だか表紙のイラストが出ないのが残念ですね…
今回の巻は、ようやくアナシスの活躍というか、出番が多いですw
今まで謎の人、というイメージが強かったアナシスでございますが、意外な一面やエダへの想いが垣間見えたりする巻でございます
敵国のカルアシャについても新たな情報が増えましたね
裏ではこっそりとクラークも活躍しており、やればできるんだ! と少し驚いてしまいましたw
今回の巻は、殆どがカルアシャ舞台になっているので、海上での戦闘シーンというのは無いのですが、エダの成長も随所で見受けられますね
続巻が楽しみのシリーズでございます
所で、キースの活躍はまだかしらw
相変わらず、あんまり出番のない子でちょっと残念です