あやしの恋 螺鈿の君と春雷の怪 (一迅社文庫アイリス)

著者 : 月本ナシオ

• 一迅社 (2011年6月18日発売)

作品紹介・あらすじ

「迎えに来ました、我が花嫁」「俺といちきは婚儀の約束がある!」目を覚ますと、記憶を失くし血まみれの花嫁衣装で倒れていたいちき。混乱する彼女の前に、異国の美貌の青年と凛々しい雷のあやかしが花婿候補としてあらわれて-!?謎めいた金髪美形vs一途に彼女を愛する雷獣の青年。人と人ならぬものが共存する世界で、ふたりの花婿候補と失われた記憶をめぐるあやかし×和風ラブファンタジー。

感想・レビュー・書評

[深夜さんの感想 · 2013年1月8日]

　妖まみれの生活を送ってきたヒロインという設定は好きだけどストーリー自体は可もなく不可もなく……。あんまり記憶に残らない。もふもふな妖の毛皮に顔をうずめて眠る少女という絵は良かった。

[unknownさんの感想 · 2012年10月13日]

絵のために買ったのをやっと読んだ。

なんかすごいドリーミー。
主人公が記憶喪失で２人から、というか寧ろ３人から好かれている、というのは乙女的においしそうな設定だ…。

百雷はイラストよりも精神年齢低そうで、もっとクールなキャラを想像していたら違った。

カルディアはほんと、ヤンデレ…。


風景の描写もちゃんとあって、場面のイメージは沸きやすいのだけれど、文章としてはすらすら読めない感があった。

[misogimさんの感想 · 2011年11月14日]

記憶喪失になった女の子が金髪美形と青髪？ワイルド系の2人に求婚されて3角関係って感じなのかと思ってたらあらあら？な展開。

なんだか金髪ヤンデレがなんだか報われてなくて可愛そうでした。
いや、まぁ青髪？な大きい猫（爆）もなんだかんだで報われてないような気がしないでもないんですがね。

怪好きな人、もしくは獣ラブな人は読んでも面白いかも？
人が好きな人はやめたほうがいいかもですｗ

[奏さんの感想 · 2011年10月20日]

ミリセント時代から追いかけていますが
今までの作品の中で、一番すっきり読めた本だと思います。

のちに繋がる伏線があるのは今までとも変わらないのですが
不安要素が比較的取っ払われてると言うか。
サブキャラに味方が多いのも安心して読める理由でしょうか？