アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵 (一迅社文庫 アイリス か 2-6)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 38
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758042550

作品紹介・あらすじ

魔法と科学が交わり、人々が地上から離れて暮らす異世界。名前と生き別れた弟以外の記憶を失くしてしまった少女・イスカは、おたずね者の空賊団、アルトレオのお頭・ヤフェトに拾われ、行動をともにすることに。ヤフェトと空賊団のメンバーたち、そして偶然助けることになった空軍の青年・ルヴェンとともに、少女は失われた記憶と隠された世界の秘密に迫っていく-。交錯する3人の運命が切なく胸に響く、空の恋愛ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった! けど、まだまだ物語の序盤って感じですね。これからさき、イスカの向かう未来に明るい空が広がっていますように。

  • あらすじに書いてある程度のネタバレをしますと....

    絶対に続きがあるであろう終わり方。

    今回は困難に立ち向かう為の仲間との“出会い編”って感じです。

    何故記憶喪失なのか、弟は何処でどうしているのか、自分の秘密とは___。

    全く判らないまま終わりますから。

    あ、でも主人公の正体の手掛かりは出てきました。

    読むなら続きが出てから読む事をオススメします。

    このままで終わるなら評価は☆2ですね。

  • 続く……の……?
    続くんだよね? これじゃ、あまりにもひどい終わりだ。
    でも、この続きを読みたいかと言うと、そんなにわくわくしないので、次が出たとしても買わないかもしれない。

  • 続き、あるよね……! 無感情系の青年と記憶喪失の少女って組み合わせは大好物だし、飛空挺とか地上と〈影〉の設定とかいろいろとツボだったのですが、まだまだ明かされていない謎や解決していない問題が山積みなので今後に期待です。

    ただ、悪役の描き方と空戦シーンは私にはちょっと物足りなかったかも……。
    でもこれは直前に「とある飛空士への追憶」を読んじゃっていたせいだと思うので、主役三人の人間関係とロマンスに集中するにはこれくらいの描写がちょうど良いのかなとも思います。

  • 大切に思うもの。

    それは最初に思っていた名前だったり。
    記憶にあるもう一人だったり。
    自分だけに聞こえる声だったり。

    それらを切なく思う気持ちがグッと来ました。
    感じる心というものを切々と表現していて
    周囲と思いを交わし合う関係はとても美しく思えます。
    空の疾走感の中、吹き散らされそうになる声は儚くも強くて。
    届けと願う気持ちと、届いてよかったの安堵感はクライマックスにふさわしい綺麗なものでした。

  • え、なんで?それでいいの?という感じで読者置き去り感があります…
    問題が解決していないので、続くのでしょうか。

    主人公がなぜか最初から執着している人物が、多分メインヒーローなんだろうな…というのは分かりましたけど、全くついていけなかったです。

    なぜ主人公がそこまでこだわるのかさっぱりでした。

    どちらかというと、話的にこうしたいという意図が見え隠れして、逆に冷めるというか、説明不足です。

    主人公の性格もよくわからない。

    先が読めても楽しい王道、ともまた違いました。

    なんだか書いてるうちに辛口になりましたが、私はあまり好きなお話ではなかったです。

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