乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758047531

感想・レビュー・書評

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  • WEB版既読だけど、やっぱり好き。乙女ゲーム世界に転生したらバッドエンドしかない悪役令嬢で、破滅エンド回避のために行動したら逆ハールートに突入しちゃうお話。魔法学校入学前まで。カタリナ見てて飽きないよね。自分の属性(土)と向かい合うために、立派な畑を作っちゃうんだもんなぁ。主人公がつけてたのと同じとか、確かに弱いってのはわかるわ。

  • 頭を打った衝撃で前世の記憶を取り戻したカタリナ。しかも、今、自分がいる世界は前世でプレイしていた乙女ゲームの世界。その上、自分はそのゲームで主人公に意地悪する悪役令嬢。このままでは自分には破滅フラグしか存在しない!それを防ぐため破滅フラグをへし折るよう行動を開始する。けれど、その行動が周りを巻き込み恋愛フラグを立てまくる結果に(笑)

    よくある設定だけど、笑った笑った。
    キャラクターたちがみんな個性的。主人公カタリナは土の魔力を持っているけれど、その力を高めるため畑を耕したり、ほっかむりしたりと、とても公爵令嬢とは思えないwwそんな彼女がその天然無自覚な人タラシの能力を発揮して周りの男性陣だけじゃなく女性たちまで魅了しまくる話(笑)まぁ若干好かれ過ぎな感じもするけれど。
    次巻からは魔法学園での話になるのかな?乙女ゲームでの主人公とも出会うことになるだろうし、どういう展開になるのか予想がつかなくて楽しみ。恋愛は進む・・・かなぁ?分からないな(笑)

  • よくあるゲームの悪役令嬢に転生ものだが、楽しかった。
    カタリナ・クラエス公爵令嬢8歳が転生の記憶を思い出すところから、学園入学直前の15歳まで。
    ネットと大筋で変更なし。
    天然で鈍感な人たらしのカタリナが、ゲームの攻略対象のみならず女の子たちまで意識せず攻略してしまう。
    魔力もしょぼく、スペックは普通なカタリナに何故惹かれるのか、各登場人物視点の短編が、とても楽しい。
    書下ろし『君に捧げる贈り物』如何にしてニコル・アスカルトが抜け駆けしてネックレスをカタリナに受け取らせたか。

  • 似たような設定は掃いて捨てるほどあるのでそれについて突っ込み入れないが、面白かった。ルートフラグをへし折るつもりが、逆にフラグ立てて行っているヒロインが面白い。
    ぜひ、百合ルートでと思うが、やっぱり、婚約者が一番ありえるルートなのかな。

  • アニメで面白かったので、小説を買って読めてなかったのを読了。小説の方がカタリナ以外の人目線語りがしっかりあって、よりニンマリできます。学校入学前の誕生日パーティーまででした。
    こんな、できない子が愛されるのは小説ならではなんだけど、でも読んで楽しかったです。

  • 乙女ゲームで主人公の邪魔をする嫌なやつ、それがライバルキャラ。乙女ゲームをプレイしていた高校生の主人公は事故に遭い、プレイしていたゲームの世界に転生してしまう。しかも悪役のライバルキャラとして!ライバルキャラの末路は死ぬか追放されるかのバッドエンドしかなく、そんな運命は嫌だと主人公はバッドエンド回避のために持てる知識を総動員して運命を変えるべく動く…

    乙女ゲームものめり込むとこのゲームの中に入って推しのイケメンと実際にラブラブしたいなどと思ったりするものだが、それを追体験できるような小説。
    結局のところ、ライバルキャラのはずが主人公として好感度が上がっていっているのだが、本人気づかないところがまた王道の「乙女ゲームの鈍い主人公」だ。
    乙女ゲームのプレイ経験があってもなくても面白いが、あると「乙女ゲームあるある」もあってより面白いと思う

  • 頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したことで、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生していたことに気づいたカタリナ・クラエス
    そんな彼女は、ゲームの結末で発生するであろう死亡または国外追放イベントを回避しようと悪戦苦闘するが、、、というラブコメもの

    とにかくカタリナが楽しい
    イベント回避のためカタリナ・クラエス破滅エンド回避作戦会議(脳内)をしてみたり、破滅フラグ回避のために登場人物との関係を変えようと突っ走ってみたり、無自覚の人タラシでいろいろハプニングを起こしつつ本来あまり楽しくない人生を送る登場人物たちを楽しませる場の中心となっていく

    本巻は、本来のゲームの場面である学園生活の前段階、前世の記憶を取り戻し破滅フラグを回避しようと決意してから学園入学前までで、メインとなる登場人物との出会いとその後の交流を描いている
    小説の書き方として、カタリナパートと相手のパートを分けることで、同じ場面を両面から見せている点は、心情描写として面白い

    以下再読のための備忘
    ・カタリナ・クラエス破滅エンド回避作戦会議(脳内)
    ・鍵をかけてドアを斧でぶちやぶるカタリナ、、
    ・王子ですら予測不可能なカタリナの行動、、、
    ・無自覚の人タラシ

  • 久しぶりのライトノベル!友人に借りて読みました。話題作なこともあって楽しみにしていて、通勤時間を利用して3日間でサクサク読めました。凄く読みやすかった。無自覚に相手の心を救っていく人たらしなカタリナ。メイドのアンがカタリナを慕うのが凄く揺るぎなさがあって好きだった。

  • 久しぶりに手に取ったライトノベル(*´ェ`*)設定とキャラクターの面白さに一気に読んでしまいました。乙女ゲーム内で破滅フラグしかない悪役令嬢が、その破滅を免れるべくあらぬ方向へ奮闘する姿が可笑しく素敵(*^-^*)

  • なんか無性にギャグが読みたくなって‥サラッと読めて面白いです。。

著者プロフィール

1984 年、神奈川県生まれ。
製薬会社を経て、東京薬科大学薬学部に勤務。
博士(理学)。東京工業大学大学院にて取得。
薬剤師(北里大学薬学部卒業)。
著書に『身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた』(ベレ出版)がある。

「2022年 『ノーベル化学賞に輝いた研究のすごいところをわかりやすく説明してみた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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