前半はく組の織之助の話。
4年前に相撲部屋から逃げ出した織之助。
何やら訳ありだけど一番の理由は自分に自信が持てないから。
勧進相撲で高砂部屋のトリを務める力士が襲われ
高砂部屋のの年寄・南部は織之助に相撲に出るよう頼む。
尻込みする織之助に一進は『逃げ』るなと、
変わりたいと思いつづけた織之助は……一歩を踏み出す。
織之助の存在、それだけで救われていた祖父・三郎。
後半はく組面々の前に突如現る一進の母・雪路。
家臣とはぐれてしまった!!と言い張る雪路は強引にく組を宿と決める。
安定の人情話と物騒なお家騒動。