サイダーと泣き虫。: IDコミックス/百合姫コミックス (IDコミックス 百合姫コミックス)
- 一迅社 (2015年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758073974
感想・レビュー・書評
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コミック
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思春期の甘酸っぱい百合がたくさんつまった1冊。
短編集だが同じ世界観で2、3作あったりするので
キャラをより好きになれるかも。
絵はもちろんかわいいのだが、
ひとりひとりの女の子たちが(必ずしもいい子ばかりではないが)魅力的に描かれていると思う。
明るい話も暗めな話も切ない話も、
個人的にはどれもよかった。 -
悉くハズしてくる作品集。ヒットはシンデレラくらいか。
最後の最後にクッサい台詞入れられると一気に冷めるのよね。そこまで熱くなってなくても。 -
比較的ソフト百合やったんもええし,話も絵もよかった。しかし……いくら手直ししたとはいえ,やはり同人誌だったものを商業に乗せて売るというのは解せん。商業は商業,同人は同人という線引きはきちんとしてほしい,そして越えてこちらの世界には来ないでほしい。→売りました
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ジェラシー、支配欲、嗜虐心≒零れ落ちる思慕、発露する表情、溢れる感情。酸いも甘いも交差する好きという感情が詰まった良作な短編集でした。好きから駆け巡り生じる戸惑い、すれ違ってしまう想いの苦しみ、切なさを切り取った情景とともに浮かべる内に秘めていた秘密を知ってしまった時に思わずポロポロと涙零れ落ちてしまう泣き顔、隠し切れない想いに気付いてしまう照れた赤面した顔を綻ばす百合模様はかぐわしい出来であった。
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同人誌の作品集。
「花丸ハッピーエンド」&「デッドエンド」
これが一番良かった。そんな顔をさせられる自分という優越感と独占欲ほど素晴らしいものはない。
「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」&「ようこそ!オカルト研究会」
オカルト研究会所属の女の子達の各々の恋模様。
前者ラストの台詞と表情が印象的。後者は4コマ。
「シンデレラ」
これだけファンタジーな世界観。
最後で分かる仕掛けににやにやした。その後が気になる作品。
「ただ春を待つ」&「夏が終わる」
ずっと一緒に過ごしてきた幼馴染みの男女。
百合漫画だけど男の子視点という新鮮さ。爽やかな読後感で素敵。