- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758092135
感想・レビュー・書評
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日常的なミステリーかと思いきや、だんだんと違った方向へ話が向かって一気に読んでしまいました。
感情的で前向きな千世子さんと冷静な広辞くんのコンビネーションはとてもよく、さらに二人の愛情に溢れていました。
美味しそうにご飯を食べる描写もよかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
所長不在の探偵事務所で働く夫婦は
今日も依頼をこなしていく。
ちょっとおっちょこちょいな奥さんと
生き字引かと思うような会話の旦那さんで
少しずつ依頼を解決していくだけ、の話。
…かと思ったら、最後にはびっくり展開が。
いや、旦那さんがすでにこういう性格なので
微妙に思われていても気にもしなかったのですが
こういう伏線だったのか、と。
びっくりな存在でした。 -
千世子さんが抱えている問題がちょっとしたエッセンスになっていて楽しく読めました。夫婦生活も仲良くて可愛らしい。
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探偵事務所の同僚で夫婦でもある千世子と広辞。感情で動く千世子と知識を屈指している広辞のやり取りが楽しい。人を見ることに関しては、千世子の方が優れていたりして、いいコンビだよな。と思った。いつも冷静に見える広辞が動揺するのは千世子に関することだけだと思うし。ご飯を美味しそうに食べているところなんて、ほっこりしながら見ていたけれど、読んでいて何となく感じる違和感が気になって仕方がなかった。理由が分かると、もう一度最初から読み直したくなる。そんな本だった。