人類は感染症とともに生きていく〜学校では教えてくれないパンデミックとワクチンの現代史 (PEAK books)
- 羊土社 (2020年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758112161
作品紹介・あらすじ
CNNのジャーナリストであり公衆衛生の研究者でもある著者が、綿密な調査のもと綴った入門書。近年注目された感染症を広く解説すると共に、諸外国の驚くべき実情も紹介。未来に繋がる教訓と勇気を歴史から学ぼう!
感想・レビュー・書評
-
2階書架 : WC011/SEN : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410166929
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【電子書籍へのリンク】※学内ネットワーク環境で利用可能
https://kinoden.kinokuniya.co.jp/hama-med/bookdetail/p/KP00042871/
【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/465977 -
コロナウイルス感染拡大で世界中が振り回されている。最初の緊急事態宣言が発令されたのは、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で、2020年4月7日。そして全国に拡大されたのは4月16日。
もう少しで、2年になるなあ。
コロナウイルスが収束すると、もうウイルスが発生しないかと言うとそんなに単純ではない。
新しい感染症はこれからも発生する。「新興といっても、病気自体はそれほど変化したわけではありません。ヒトの行動、そしてヒトの移動性が変わったのです」と、WHO健康危機管理プログラムのエグゼクティブディレクター、マイク・ライアン博士の言葉を引用している。
そして、「管理が行き届いていない環境何十億人もの人々を詰め込んでいるようなものです」とも述べている。
人や物がいろいろなところへ移動する「グローバリゼーション」の時代だけに、知らず知らずにウイルスあるいはウイルスのもとになりそうなものがやってきても不思議ではない。
ウイルスと言ってもコロナウイルス以外にも今でも存在するものがある。結核、エボラウイルス、ペストなどを例に挙げている。
ペストと聞いて、中世ヨーロッパで流行した感染症のイメージがあるので、21世紀にあるのかと思った。マダガスカル、コンゴ民主共和国、ペルーの3カ国が常在国とされる。マダガスカルでは、2017年にアウトブレイクが起きた。8月から11月にかけて、感染した思われる症例数は2300人以上、死者数は200人を超えた。
歴史上の出来事と思っていたが、現在でも命を奪う怖い感染症だった。
それにしてもいつになったらコロナウイルスは収束するのかな。 -
-
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50233185 -
全人類必読。
「社会不安が高じて医療従事者やワクチン接種担当官が襲われもした。こうした襲撃は2019年12月までに389件を数え、医療従事者7人が死亡、77人が負傷した」(コンゴでのエボラウイルス病アウトブレイク時の事例)。種々様々な感染症が広がるたびに、それを抑え込もうと奮闘する人々に対し、このような悲劇が繰り返されているとのこと。
大事なことなのでもう一度。全人類必読。 -
下記のリンクでご利用ください。
学外から利用する場合は「マイライブラリ」もしくはリモートアクセスサービス「RemoteXs(リモートエックス)」をご利用ください。
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000098826 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/750979