- Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758411097
感想・レビュー・書評
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児玉清さんがインタビューなさった作家さん達の中でお二人もの作家さんがおすすめしていたエッセイということで手にとった。ひなびた風景やもの、猫などを被写体にした白黒の写真と、ふうわりとした不思議なテンポ感のある文章。それらを読むと、現実で起こったことなのにどこか幻想的というか、おとぎ話的というか…なんだかジブリの世界に飛び込んだような感覚がして、とても面白かった。
それにしても「虫のいる家」のインパクトはすごい…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りた。またしばらすると読みたいから借りたくなるだろう。買えよ!
2015/09/04 案の定また読みたくなり再読。図書館で借りた。
猫の写真が前の二冊より少なめ。 -
914.6
町田康ほか複数の作家がお勧め本に挙げていたので。 -
味のある写真に、覚え書きのようでいて、端正な文章で綴られるエッセイ。どこか昭和の匂いがして懐かしい。「虫のいる家」が、とにかく怖いです。質感というか情景を想像すると、もう。蛾を「汚れたぬいぐるみみたいで可愛い」という著者の感覚がちょっと共感できないが、言われてみれば、猫に似てるかも……? 猫が触れなくなりますよー。
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旅先の鄙びた路地裏で猫とうらうらしたくなった。あとお酒とつまみ。支那蕎麦ほか。
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この前読んだ児玉清著の「あの作家に会いたい」の
中で、二人の作家が推薦していた本だったので
借りて読んだみた。
本の中に収められている写真は全て
モノクロの懐かしい香りがする光景ばかり
武田さんは1951年の東京生まれだそうだが
カメラ片手に片田舎を歩き回り、時代遅れの
風景をも魅力的に取り上げてて、自由な生き方が
伝わってくるようだった。 -
友達になったらおもしろいだろうなぁ、この著者。あわせてお母さんの富士日記も読んだけれど、この母あってこの娘ありって感じでした。