スタンダップダブル!甲子園ステージ

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.74
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  • (1)
本棚登録 : 279
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412322

作品紹介・あらすじ

見た目はそっくりながら性格は対照的な双子-エースピッチャーの青山康一とセンターの健一を擁する神別高校野球部は、北北海道大会を勝ち抜きいよいよ甲子園へ!彼らの不思議な強さの「秘密」と、優勝を目指す特別な「理由」を知る前橋絵里は、全国紙のスポーツ記者。彼女の前に、神別高校の監督・田村と高校時代にチームメイトだったフリーのスポーツライター・塩崎が現われ、神別高校の周囲をしつこいくらいにかぎ回りはじめる。塩崎は、田村との間に因縁があるらしい。絵里は、危険なネタを得意とするルポライター・西島などの応援を得て、なんとか神別高校ナインを守ろうとするが…。

感想・レビュー・書評

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  • 最高でした。
    登場人物が、みんな魅力的な上に、野球のシーンの
    素晴らしいドキドキ感。
    前作も同じなのだけど、語り手がシンジと絵里の
    交互に繰り返されるのも効果的。

    スピンオフで、西島さんメインのお話も読んでみたい(笑)

  • 前篇を読んで、続きが気になっていた1冊がやっと手に入った!モチロン、一気読み!!
    いや~、裏の裏の裏ってくらいの頭脳戦(?)的展開で、なかなかさら~っとは読めなかったのですが、それだけに面白かった!!
    そして、やっぱりラストは・・・くぅ~!泣けるぜ!!
    スポーツとか、仲間とか、熱い感じでいいなぁ~!!!
    辛い時とか、逆境の時に、助け合えたり、心の支えになれるのが、本当の仲間だったり、パートナーだったり、ですよね♪
    誰かと、そんなふうに繋がっているって信じられたら、それはすごいチカラになるなぁ~・・・そんな自分であれたらいいな、と本を閉じてからも、しばし心に残る余韻に浸っていたのでした~(●’ᴗ’●)ノ

  • 甲子園出場を決めた神別高等学校野球部。順調に勝ち進むが、彼らに魔の手が近づいてくる。それを何とか阻止しようとする絵里記者と連さん。
    どうなることかと思っていたら、前巻での伏線が水戸黄門の印籠並みの力を発揮してめでたしめでたしとなりましたとさ。

  • 20230603

  • 前編に続き読了。
    スラスラ読める面白い話でした。

  • 神別高校野球部を見守り支える大人たちにぐっときた。
    みんなが、自分が出来るあらゆることを、最大限の力で、それ以上の力で行い、みんなを影で守っている。

    こんな風に誰かのために一生懸命になれるって素敵だなって思った。

  • 田村監督カッコいい!気持ちよくがモットーで着実なのに守りに入らず攻撃的。素敵すぎ。

  • 見た目はそっくりながら性格は対照的な双子―エースピッチャーの青山康一とセンターの健一を擁する神別高校野球部は、北北海道大会を勝ち抜きいよいよ甲子園へ!彼らの不思議な強さの「秘密」と、優勝を目指す特別な「理由」を知る前橋絵里は、全国紙のスポーツ記者。彼女の前に、神別高校の監督・田村と高校時代にチームメイトだったフリーのスポーツライター・塩崎が現われ、神別高校の周囲をしつこいくらいにかぎ回りはじめる。塩崎は、田村との間に因縁があるらしい。絵里は、危険なネタを得意とするルポライター・西島などの応援を得て、なんとか神別高校ナインを守ろうとするが…。

  • いいじゃないですか。

  • ホーム。グランドでは守るべきもの、目指すもの。人生では帰るところ、出発するところ。そよ風学園の仲間はホームに集うため甲子園優勝を目指した。最後は落涙してしまったよ。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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