おいしくて泣くとき

著者 :
  • 角川春樹事務所
4.31
  • (273)
  • (233)
  • (74)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 1861
感想 : 217
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758413503

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 素晴らしく心が温まる作品だった。
    2つの物語の繋がりには感動がとまらなかった。
    特に心也が優しすぎる、中学生時代からこんなに優しくて大人な考え方を持っててカッコ良い同級生がいたら惚れると思う。

  • 初森沢さん。
    甘くて、切なくて
    そして、あたたかい。

    全ての謎が解けた時
    心の中から満たされた。

    大好きな作家さんがまた1人増えました。

  • 森沢明夫氏の本は、心が暖まる話が多く、読みやすいので結構気に入っている。
    各登場人物の目線で描かれているこの物語、各状況は分かるのだが、物語の流れがよくわからないでいた。
    ただ最後まで読んでみると、全ての話が繋がる感動の話になっていた。
    かなり感動の一冊、おすすめです(^^)

  • 子どもに読ませたいシリーズで小説も読み始めました。 爽やかな読後感。子どもに安心してすすめられる良書。

  • 森沢明夫さんのお話はほんと、素適です。

    二つの家庭が並行して描かれていて、読み始めは、この二つの家庭はどういう関係があるのだろうと、先が知りたくてうずうずしながら読みました。
    途中、このマスターは心也なのかと思わないわけではなかった。でも、それでは時間的に開きすぎるから、それは有り得ないかなと。
    でも、結局はやっぱりそうだったんだ、って分かった時に、構成が上手いなって思いました。

    心也と夕花の関係性もいいなって思う。
    自分の味方、自分を信じてくれる人が確かにいる、って信じられるって、辛いことがあってもなんとか生き抜いていける力になる。

    一つだけ気になったのは、石田くんはあの後、どうなったのだろう。知りたい。

  • 心のこもった美味しいものは、沁みる

  • 爽やかな青春小説。心也と夕花の関係が思春期中学生の甘酸っぱい様子で、しかも2人とも素直で優しい性格の子だから、にこにこした様子で見守りました。いい意味でサラッとしてて重たさがないので、中学生にもおすすめできる本。
    以下ネタバレ
    構成が面白かった〜おそらく時間軸が違うんだろうなとは思っていたけど、最後の展開には驚かされた!2人が安易にくっつかずに、お互い別の幸せの結婚した上での再会というのはそれはそれでよいハッピーエンドだと思った。

  • 中学生の痛いほどの思いが良い

  • おいしくて泣くとき、流れる涙はきっと幸せなんだろうと思う。
    心也、夕花…登場人物にはそれぞれ抱えているものがあるのだけど、温かい場所もあってよかったなと思う。
    ラストの奇跡はほんとに素敵!
    四つ葉のクローバーのおかげかな。

  • 雰囲気が好き。
    人の幸せは、学歴や収入で決まるのでは無く、自分の意思で判断しながら生きているかどうかに左右される。

全217件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー。『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』『癒し屋キリコの約束』『きらきら眼鏡』『大事なことほど小声でささやく』等、映像化された作品多数。他の著書に『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』『おいしくて泣くとき』『ぷくぷく』『本が紡いだ五つの奇跡』等がある。

「2023年 『ロールキャベツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森沢明夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×