リセット (ハルキ文庫 も 3-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758431675

感想・レビュー・書評

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  • 帰国子女の奈々はまわりから浮かない為、いじめられない為に、下着を売りパーティーチケット代を工面している。奈々の中学時代の同級生、雅也は金持ちで成績はいいが見た目の弱さからいじめにあい、いつしか母親に暴力を振るうようになる。
    重松清さんが解説との事で期待して読んだが、タイトルのリセットにはなっていない感がありいまいち入り込めなかった。

  • 性と暴力とか嫌いな設定ではないのだが…
    なんか普通だった。

    普通の文字数なのに読むのに時間かかったし。

    要するにあんましリセットできなかった。

  • 一気に読んだが、消化不良。

  • 2016.02.26
    気色悪い。

  • 【薄ら寒い飯事と常時な情事】

    リセットって言葉はおきなおす、ふたたびおく、って意味つまり、消すって意味じゃない。なくなるって意味じゃない。

  • 「自分を出そうとすると、なにかが引っこんで出せなくなって…友だちが自然にやっていることの意味がわからないの。というか、うまく言えないけど、それってほんとにちょっとしたことで、でも、それがないと生きていけないようなこと。友だちと比べて、自分がなんかほんのちょっとだけ違ってるみたいな気がして、でもそのちょっとの違いが、ものすごく大きいの」

  • 酒鬼薔薇聖斗が逮捕された6月28日の前後二週間を描く。帰国子女の菜々は女子高生。パーティ券を売りさばけないために下着をブルセラで売ることになる。菜々と中学時代の同級生、雅也は家に引きこもり、母親に暴力をふるうようになる。思春期を生きる少年少女たちの性の逸脱や当時の性風俗もリアリズム鮮やかに描かれている

  • 金原ひとみさんの作品然り、こういうストレートなの好きだ!

    酒鬼薔薇が逮捕された日が懐かしい。家の改築にあたって、祖父の家に住んでいたとき、テレビで『ザッツ・カンニング』を見ていると、ニュース速報で【少年A逮捕】と流れた。

    懐かしい。ザッツ・カンニング、懐かしい。

  • 10代の心の葛藤が描かれていている話だけど....
    ちょっとリアルな描写すぎて引いた..

  • 2005 解説:重松清氏

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著者プロフィール

一九五四年、東京生まれ。九〇年『ストリート・チルドレン』で野間文芸新人賞候補、九二年『サウダージ』で三島由紀夫賞候補。『ぴあ』の編集者を経て、九六年より作家専業。二〇〇四年に刊行された『夜の果てまで』は三十万部超のべストセラーとなる。著書に『残りの人生で、今日がいちばん若い日』(祥伝社文庫刊)、『いつの日も泉は湧いている』『蜜と唾』など多数。

「2020年 『焼け跡のハイヒール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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