虚無回廊 (3) (ハルキ文庫 こ 1-30)

著者 : 小松左京

• 角川春樹事務所 (2008年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[まつぼっくりさんの感想 · 2022年5月1日]

面白かった。
物語が佳境に差し掛かった所で未完に終わってしまっていることが残念

[nakaizawaさんの感想 · 2019年10月6日]

「虚無回廊(Ⅲ)」小松左京著、ハルキ文庫、2008.10.18
207p ¥576 C0193 (2019.10.09読了)(2019.10.04購入)

【目次】
第三章　荒野(承前)
7i　叢林の主
第四章　森林
8i　会合
9i　行動計画
巻末対談　　聞き手・堀晃　1988年9月7日
あとがき　　2000年6月5日　小松左京
解説　　瀬名秀明

☆関連図書(既読)
「小松左京スペシャル」宮崎哲弥著、ＮＨＫ出版、2019.07.01
「日本沈没(上)」小松左京著、小学館文庫、2006.01.01
「日本沈没(下)」小松左京著、小学館文庫、2006.01.01
「ゴルディアスの結び目」小松左京著、角川書店、1977.06.30
「首都消失 上」小松左京著、徳間書店、1985.03.31
「首都消失 下」小松左京著、徳間書店、1985.03.31
「虚無回廊(Ⅰ)」小松左京著、徳間書店、1987.11.30
「虚無回廊(Ⅱ)」小松左京著、徳間書店、1987.11.30
（「BOOK」データベースより）amazon
直径1、2光年、長さ2光年という、人類の英知を遙かに超えた巨大人工天体〈SS〉。その探査に自らの意志で向かったAE(人工実存)・HE2によって、驚くべき事実が明らかになっていった。一億年以上存在し続けている異星知性体の「老人」、生態系そのものが知的生命体である「環境生物」…。生命とは、知性とは、意識とは果たして何なのか?壮大なるSF巨編、待望の文庫化。

[hu-tarouさんの感想 · 2019年2月11日]

このSF小説は、虚無回廊の三作目ですが、著者は続編を書く予定だったと言われていますので、この作品は未完になっています。

[桑野みどりさんの感想 · 2016年7月20日]

未完…だと…（知らずに読み終わって呆然）

[みさんの感想 · 2012年7月18日]

様々な異種種族と出会いながらSSについての解明が進んでいくというか、その困難さが明らかになっていく。難解な言葉で綴られていく世界観に圧倒される。これで完結と思ったら、まだ完結してないらしい。解説にあった『虚無○○』というオチだけはやめてくださいね、小松先生。

[diver0620さん · 2012/07/18]

はじめまして。
この続き楽しみにしていたのですが、小松先生も亡くなられ自分で想像を膨らませるしか無くなってしまいましたよね。残念ですね。

[Cimarosaさんの感想 · 2011年10月2日]

ああ、楽しみに読まずにいたのに、遂に未完となってしまった。
どうしても続きが読みたい。

天国の小松さん、なんとかして。

著者プロフィール

昭和６年（１９３１年）大阪生まれ。旧制神戸一中、三校、京大イタリア文学卒業。経済誌『アトム』記者、ラジオ大阪「いとしこいしの新聞展望」台本書きなどをしながら、１９６１年〈SFマガジン〉主催の第一回空想科学小説コンテストで「地には平和」が選外努力賞受賞。以後SF作家となり、１９７３年発表の『日本沈没』は空前のベストセラーとなる。７０年万博など幅広く活躍。

「2019年 『小松左京全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」