風の王国 10 草原の風の如く (ハルキ文庫 ひ 7-16)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437820

作品紹介・あらすじ

九四六年。高元譲を倒すために、大明秀は高氏渤海に潜み、機会を狙っていた。一方、大地を全て血に染めながら進軍する突欲の猖獗軍は、高氏渤海軍を追いつめていた。明秀は息子のチョルモンや安東勇魚とともに、闘いの場へ向かう。それぞれの野望と大義がぶつかりあう中で、死にゆく者と生き残る者。明秀を待ち受ける運命は果たして…?壮大なスケールで描く大長篇伝寄ロマン小説、堂々の完結篇!

感想・レビュー・書評

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  • 風の王国シリーズ。あまりにも壮大で、奇想天外なんで、本当に完結するのだろうか?と心配(?)だったけど、終わったら終わったで、さみしい。もっと続けて欲しかった。

  • 第十弾で完結編
    突欲と明秀の最後の闘い、それぞれの息子も成長して次の時代へ?
    次の時代は登場人物と関係なく進むのか?

  • 戦い戦い、また戦い。

  • 主人公と突欲の最終決戦。

  • 渤海国の滅亡とその後の攻防を描いた歴史小説。10巻通して、伝奇的な面が鼻につく事は多々ありましたが、渤海や契丹といった、中国北部のマイナー王朝に対して、もともと興味を持っていたのと、ストーリー展開の面白さあり、なかなか楽しめました。

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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