永遠に 立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-33 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440219

感想・レビュー・書評

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  • すべてが納まる、養女の おきちも最後まで
    可愛くない感じだったのが手紙一本で解消
    女将と板頭もきれいごとすぎるけどお互いの
    意思を確認し合えて高みを目指す感じでOK
    三代目は申し分なく育っていく

    次世代のシリーズもお願いします(*´▽`*)

  • 一気に終わりとするためか、色々なお話しが次々と纏められて行く。おきちもどうなるかと気を持たせたが、良い話しに仕立てられてしまった。でも、おりきと巳之吉は結果的に一緒になるのだろうか、このままの状態なのか?

  • 先代の孫娘、里実と養女おきち、『木染月』

    突然、彦そばのいたがしら、修司が店を辞めると言い出した。『秋の行方』

    三文屋で倒れ、おさわが面倒を見ている十一がとうとう。
    『蜜柑』

    おりきと巳之吉、幾千代の未来が透けて見える『永遠に』

    シリーズのしめ。完結編。

  • 第二十五弾での最終話
    着々と後継者の育成にもめどが付き、歳を経るおりきたちの今後も?
    養女おきちも双子の兄のいる京へ嫁ぎ、三代目女将とし里実も確実に、そして板場の後継者も
    何かあわただしく終わった感じ

  • とうとう終わってしまった...
    江戸の息使いや粋な仕草 市井に生きる人々の
    人情が愛おしい作品。
    凛としたおりきさんのこの先も
    応援し続けたい。
    出来るならば御宿かわせみのように...

  • 内容紹介

    先代のおりきの孫娘・里実が、縁あって「立場茶屋おりき」の女中見習となった。
    育ての親の恵心尼は、里美に躾や読み書きばかりではなく女ごの嗜みの大概のことを教え込んでおり、
    しかも山野草が大好きだという。
    一方、板頭・巳之吉も後継者を育てることに余念がない……。
    そしておりきと巳之吉の愛の行く末は! ?
    美味しい料理と温かな人情を濃やかに描いて大人気の「立場茶屋おりき」シリーズ、
    ここに感動と希望の完結。(解説・菊池仁)

    平成28年10月31日~11月4日

  • シリーズついに完結。

    安心して読める、良いシリーズでした。
    いつか、里実や福治が中心となった、“立場茶屋おりき”の話も読んでみたいです。

  • 25巻続いた立場茶屋おりきシリーズ最終巻。最後の2冊ぐらいはちょっと急ぎすぎな気もしますが、大団円に向けて少しずつ歳をとり変化していた面々の最後の姿が。おりきの生き方なかなか考えさせられるものでした。聞いたことの無い江戸言葉が面白かったです。

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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